アニメ化もされたジョジョの奇妙な冒険5部黄金の風、その登場キャラで主人公ジョルノ・ジョバーナと同じチームのグイード・ミスタ。
最後まで生き残ったミスタですが、
- その後はどうなったのか?
- そして本編中で放ったミスタの名言はどんなものがあったのか
を中心に紹介してきます。
ジョジョ5部ミスタの本編の活躍
引用元:ジョジョ5部
グイード・ミスタはジョルノやブチャラティ達と同じ主要メンバー、ブチャラティチームの一人で、劇中ではチームのムードメーカー的な存在でボケ担当。
しかし銃の腕はピカイチで、スタンドのセックス・ピストルズは弾丸を弾き飛ばし軌道を変えて本来は狙えないような場所にも弾丸を命中させることが出来る。
そしてなんと言っても幸運の持ち主で敵に頭を銃で撃たれようとも撃った弾丸が弾き返され弾丸を全身に浴びようとも生き抜き、最後までジョルノと共にボスを倒すことに成功。
ミスタの初登場は?
引用元:ジョジョ5部
ミスタの初登場はポルポのパッショーネ入団試験を終えたジョルノが、ブチャラティに連れられてやってきたレストランで待機しているのが初登場。
4という数字に悪いイメージ(死など)を持っているため、ケーキの数が4つであったことに腹を立てて文句を垂れていました。
(4人で待っていたのだから4つ運ばれてくるのは当たり前な気もするが・・・)
ミスタにとって4という数字は昔っから不吉を表す数字で、この後も4に関わるとピンチになるというジンクスができていく。
ミスタの本編中の活躍と最後
引用元:ジョジョ5部
本編では銃を使って敵を倒していくというスタンドで、スタンド自身には戦闘力がなく弾丸を蹴り軌道を変えたりして攻撃する珍しいスタンド。
ミスタが一番活躍したのはギアッチョ(ホワイト・アルバム)戦です。
この時ミスタは自らの命を投げ捨ててでも敵を倒すという強い覚悟を持って挑み、自らの身体に「あえて弾丸を喰らう」という捨身にも等しい戦略でギアッチョを追い詰めました。
ミスタは出番こそ多いですが直接敵を倒したのはサーレ(クラフト・ワーク)戦のみと、いいところは周りに結構持って行かているようです。
ミスタのその後は?本編の続き
引用元:ジョジョ5部
本編の最後でディアボロを倒し、ディアボロの代わりに組織のボスになったジョルノ。
その横で何やら幹部感を出しているミスタは本編中ではどういう立場なのかは語られていませんが、ボスを倒したジョルノを除いて、チームの唯一の生き残り(トリッシュはチームではない)なのでかなり立場は高いはず。
そんなミスタのその後が確認できるのが小説の「恥知らずのパープルヘイズ」です。
恥知らずのパープルヘイズで組織のNo3として活躍
引用元:ジョジョ5部
恥知らずのパープルヘイズは2011年に発売された5部の後日談で、主人公が本編途中でブチャラティのチームから抜けたフーゴとなっており本編から半年後が舞台です。
内容は、フーゴがジョルノが新しいボスとなった組織からの任務を完了させ組織に戻るまでの物語。
この作品でミスタは組織の副長でNo3としてフーゴの前に現れフーゴにジョルノからの任務を伝えますが、その際にフーゴの事は裏切り者扱いしており「できなかったらお前を殺す」とまで言っており昔の仲間に対して結構厳しく接している。
組織のNo2かと思ったらNo3であり、No2は亀になったポルナレフのようでミスタは副長ではあるがNo3となっています。
またミスタは2を2乗すると4になることからNo2を譲ったとも言っております。
ジョジョ5部ミスタの名言集
引用元:ジョジョ5部
ここからはミスタの名言を紹介していきます。
チームのムードメーカー的な存在で基本的にお気楽な性格のミスタは発言自体もかなり面白いものがあり、思わずクスッとしてしまうがそれだけではなくありません。
ミスタのセリフには聞くだけで勇気が出てくるようなかっこいいセリフもあります。
何で残り『4発』なんだよッ!ええ!?おい!
引用元:ジョジョ5部
サーレ戦で弾丸を込めようとした時に手持ちの弾が4発だった時に放ったセリフです。
触れたものを固定する能力のサーレのスタンドクラフト・ワークに苦戦を強いられ、途中で弾丸を落としてしまったため残りが4発になってしまった。
ミスタにとって4という数字は不幸を表す数字で「まだ3発の方がましだぜ」というくらい4という数が嫌いだったので出てきた、ミスタならではのセリフです。
ああ!ジョルノ!もっとやさしくそこはダメ!ダメ!ダメッ!ダメッ!ああ!やさしくしてやさしく!服をぬがせないでッ!感じるうああああダメもうダメ~~ッ!
引用元:ジョジョ5部
ギアッチョ戦にて身体中に弾丸を受けてしまったミスタをジョルノが治療している時に言ったセリフ。
ジョルノのゴールド・エクスペリエンスの能力で、身体に残っている弾丸をミスタの身体の部品に変えることで破壊された血管や組織を作り埋めて行くのですが、ジョルノ曰く「治すんじゃないから『痛み』は当然残る」と言っており、案の定痛み?に悶えているシーンで
決して変なことをしている訳ではない。
この後この場面をナランチャに目撃されており、ナランチャに誤解を招いたのだった。
突っ切るしかねぇッ! 真の「覚悟」はここからだッ! 『ピストルズ』! てめーらも腹をくくれッ!
引用元:ジョジョ5部
ギアッチョ戦後半で覚悟を決めたミスタのセリフ。
ボスの娘トリッシュの受け渡し場所の示されたディスクを取りに向かう際に、ギアッチョのスタンドホワイト・アルバムによりミスタとジョルノはお互い深傷を追ってしまう。
追い詰められながらもジョルノの助言を無視しギアッチョを倒そうとしたミスタだが、ホワイト・アルバムの空気を凍らせ見えない壁を作る技ジェントリー・ウィップスに弾丸をはね返され逆にやられてしまう。
ディスクを取られてしまったミスタは、ディスクを取られたのは自分のせいだと責任を感じ捨身の攻撃をしようとギアッチョに特攻を仕掛ける。
しかしその時に自らの腕を犠牲に活路を示してくれたジョルノの行動に真の覚悟を決めることができた。
ジョルノの決死の行動がなければミスタは闇雲に特攻をかけやられていただろう。
ボスを倒したのならよォーーー実力からいって・・・・・次の幹部はオレかな
引用元:ジョジョ5部
ブチャラティがボスを裏切り打倒ボスを掲げた時にブチャラティがチームのみんなに、俺と一緒に来るかどうかを聞いた時にミスタが自分もついて行くことを伝えたセリフ。
他のメンバーが自分の居場所やもし裏切ったらその後どうなるかを考えて悩んでいるところ、おちゃらけてこんなことを言えるあたりがミスタの楽天的な考えが伺える。
こういう辛い状況でもポジティブに物事を捉えられるのがミスタのいいところでもあり強さだと思う。
後に言う方が正しいんだよおれがおまえに言う時はな!
引用元:ジョジョ5部
このセリフはトラックの運転手、一般人に放ったセリフです。
サーレ戦にてサーレのスタンドクラフト・ワークによりトラックに手足を固定された運転手が、ブレーキを踏むことができずトラックを止めることが出来ないのを知らずに「トラックを止めろ」と言い放つ。
しかしそれがスタンドの攻撃だと言うことがわかったミスタは、サーレをトラックから打ち落とし能力を解除させることに成功する。
能力が解除されて自由の効くようになった運転手はトラックを止めようとするがそれをミスタがトラックを止めるんじあねーぞ!」と阻止、「今さっき止めろって言ったじゃないか〜〜〜っ」と文句を垂れる運転手に放ったのがこのセリフでした。
更にこの運転手は、打ち落としたはずのサーレを見つけたミスタに、今度は「早く止めろ!」と言われ、止めたら止めたで今度は「何でトラック止めてんだ!」とキレられまくります。
一方的にキレられまくる不幸な運転手はこの後ジョルノにも使いっ走りにされる本当に不幸な運転手でした。
とりあえずジョルノのかわりにオレが叫ばせてもらうぜ・・・『ゴールド・E(エクスペリエンス)』!
引用元:ジョジョ5部
こちらもギアッチョ戦にて言ったセリフです。
急速に周りのものを冷やすギアッチョのスタンド能力で身体中を冷やされ、口まで凍りつき話すことの出来なくなったジョルノの代わりにミスタが「ゴールド・E(エクスペリエンス)!」と叫ぶシーン。
自分以外のスタンド名を叫び能力を発動するのはジョジョシリーズを通しても珍しいシュチュエーション。
ミスタがゴールド・エクスペリエンスと叫んで使うのも後にも先にもこのシーンだけなので必見です。
まとめ
ミスタは本編で散々死にかけるもしぶとく最後まで生き残り、組織のNo3まで上り詰めたまさに「幸運な男」。
そんな幸運な男の名言は覚悟が伴っているセリフが多く、ただのおちゃらけのボケ担当キャラでないことが分かります。
一言一言が印象的なミスタでした。