「小説家になろう」発でシリーズ累計35万部突破したライトノベル、ティアムーン帝国物語は、2020年にはコミカライズや、元SKE48の平松可奈子さんが主役として舞台化もされています。
今回はそんなティアムーン帝国物語の主要な登場人物についてまとめてみました。
ティアムーン帝国物語のあらすじ
引用元:ティアムーン帝国物語
崩壊したティアムーン帝国で、わがまま姫と蔑まれた皇女ミーアは処刑されたが、再び目覚めると自身が12歳の時に逆戻りしていました。
第二の人生で処刑されるのを回避するため、帝政の建て直しを決意し失敗した過去をやり直す日々が始まりますが、ミーアの本音は「我が身の安全第一」です。
仇敵を遠ざけ、人脈作りに励むうちに、なぜか周囲の忖度で身勝手なはずの行動とは裏腹に大陸全土の未来を大きく変えていくことになっていき・・・?
ティアムーン帝国物語の登場人物
ティアムーン帝国物語には個性溢れるキャラクターで溢れています。
主人公:ミーア
- 名前:ミーア・ルーナ・ティアムーン
- 役職:ティアムーン帝国第一皇女
- 年齢:12歳(冒頭では20歳)
- 身長:不明(小さめ)
- 体重:不明(普通だがややぽちゃ気味)
- 好きなもの:キノコ、美味しい食べ物全般
- 嫌いなもの:ギロチン
ティアムーン帝国物語の主人公ミーアは、大陸を二分するティアムーン帝国の第一皇女です。
革命が起こった帝国において20歳にて、国の財政を悪化させたわがまま姫としてギロチンで処刑されてしまい、その直後12歳に死に戻りをし、ギロチンの運命を回避するために奔走します。
基本的には、どこか抜けていて、深く考えるのが苦手なお姫様ですが、未来を知っているため、いつのまにか「帝国の叡智」と呼ばれ始めてしまいます。
ミーアの忠臣メイド:アンヌ
- 名前:アンヌ・リトシュタイン
- 役職:ミーアの専属メイド
- 年齢:17歳
- 身長:不明(ミーアよりは大きい)
- 体重:不明(普通程度)
- 好きなもの:ミーア
- 嫌いなもの:ミーアを害するもの
ミーアが処刑される寸前まで忠義を尽くしてくれたメイドです。
最初はドジなメイドで、周りからもいじめられていました。
処刑時の記憶からミーアが一番信頼している人物と言っても過言ではありません。
そんなミーアの信頼に応えるべく、努力を重ねてドジメイドから有能な右腕になっていきます。
頭脳担当:ルードヴィッヒ
- 名前:ルードヴィッヒ・ヒューイット
- 役職:帝国の文官((財政メイン)
- 年齢:22歳
- 身長:不明(それなりに長身)
- 体重:不明(やややせ型)
- 好きなもの:ミーア
- 嫌いなもの:無駄遣い
帝国の若き文官で、財政への不安を訴え続けていました。
ミーアが処刑される前は、多くの貴族や文官が帝国を見捨てるなかで、彼だけが立て直すために奔走し、その際、ミーアへの小言も多く「クソメガネ」とミーアからも呼ばれていました。
死に戻った世界では、ミーアの言葉に感銘を受け、崇拝する形でミーアに協力するようになります。
ティオーナ
- 名前:ティオーナ・ルドルフォン
- 役職:帝国辺土伯長女
- 年齢:12歳(ミーアと同い年)
- 身長:不明(ミーアよりは大きい)
- 体重:不明(普通程度)
- 好きなもの:ミーア
- 嫌いなもの:帝国貴族からの侮蔑
ミーアが処刑される原動力となった「帝国の聖女」です。
もともとは帝国の田舎貴族の生まれで、有力貴族から蔑まれていたことがきっかけで、帝国内で革命を起こし、そのため死に戻ったミーアは徹底的に彼女を避けようと必死になります。
シオン王子
- 名前:シオン・ソール・サンクランド
- 役職:サンクランド王国 第一王子
- 年齢:12歳
- 身長:不明(ミーアよりは大きい)
- 体重:不明(普通程度)
- 好きなもの:正義
- 嫌いなもの:悪
ティアムーン帝国と大陸を二分するサンクランド王国の第一王子で、ティオーナに協力しミーアを処刑しました。
そのため死に戻ったミーアからはティオーナと同じく、憎しみよりも恐怖の対象として避けられます。
聖女ラフィーナ
- 名前:ラフィーナ・オルカ・ヴェールガ
- 役職:ヴェールガ公国 公爵令嬢
- 年齢:14歳
- 身長:不明(ミーアよりは大きい)
- 体重:不明(普通程度)
- 好きなもの:正義
- 嫌いなもの:孤独
大陸全土で信仰されている中央正教を司るヴェールガ公国の公爵令嬢で「聖女」と呼ばれる存在です。
また大陸貴族の子どもたちが通うセントノエル学園では、生徒会長を務めています。
アベル王子
- 名前:アベル・レムノ
- 役職:レムノ王国 第二王子
- 年齢:12歳
- 身長:不明(ミーアよりは大きい)
- 体重:不明(普通程度)
- 好きなもの:女の子
- 嫌いなもの:剣、努力
ティアムーン帝国やサンクランド王国に比べると小さいながら、軍事力は充実しているレムノ王国の第二王子です。
ミーアたちと同級生ですが、本人は剣や勉強よりも女の子と遊ぶことを好むプレイボーイとして有名でした。
最初は打算でミーアから声をかけられますが、そのことがきっかけで彼の考え方が変化していきます。
ティアムーン帝国物語の登場人物のまとめ
死に戻り後に、ギロチンの運命を避けるためにミーアが紛争するうちに、様々な人物とのかかわり方が大きく変わっていくのが非常に魅力的な作品です。
原作小説は7巻、コミカライズ版は3巻が発売されています。(2021年5月15日時点)
また、舞台も2021年7月に再演が決定しており、これから先の展開も目が離せない作品です。