チェンソーマンのパワーは死亡するのか?魔人パワーの気になるあれこれ

週刊少年ジャンプで連載中のチェンソーマンにて、ダークヒーローな主人公とバディを組まされ相棒となる魔人がパワーという名前のキャラクター。

キャラとしての魅力もたっぷりな彼女について、今回は紹介していきたいと思います。

チェンソーマンの魔人パワーとは

©藤本タツキ
引用元:チェンソーマン2巻

見た目は角が付いたかわいらしいキャラですが、魔人パワーについて実は色々と複雑な設定が付いて回ります。

魔人とは?

チェンソーマンにおける魔人とは「人の死体を乗っ取った悪魔」と本編中でアキが話しているシーンがあります。

また頭の形状が特殊で、通常は理性が低いというのも、魔人の特徴ですね。

魔人パワーは他の魔人と違う?

先ほど記載したように、魔人は理性が低いという特徴があるのですが、なぜか魔人パワーに関しては理性が高く人間とバディを組むこともできてしまうのです。

ちなみに飲み会に参加したり、部屋で食事や風呂、トイレなど普通の人間と変わらない行動をとっている様子が確かに度々描かれていますが、価値観は噛み合わないことが多いとか。

そのため試験的に主人公デンジの所属する部署に組み込まれ、バディを組むことになった珍しい魔人となっています。

パワーが死亡する可能性はある?

既に登場人物の一部が死亡しているチェンソーマンで、この点が気になるのは仕方ないはず。

実は魔人は、血を飲むと回復するという性質をもっているので、当然人間より死ぬ可能性はグッと低いと考えられますね。

肉弾戦や、刃物、銃器を使っての戦闘ばかりであれば必ず血は出るので、戦えば闘うほど回復の元がそのあたりに出てくるということなのでしょう。

しかし、パワーは血の魔人ですので、自らの武器に血を使って足りなくなるということも考えられます。

そのうえ、最強のデビルハンターから戦いを指導されている際に「半分不死身」と言われ、また別の魔人が人の姿のまま力尽きる描写もあったので、血を摂取する前に完全に力尽きてしまうとさすがに回復できずに死亡という場合もあるかもしれません。

以上の点からして、魔人パワーは死ぬ可能性は低いけれど、絶対に死なないというわけではない、要は作者の気分次第でパワーちゃんの生死が決まるということですね。

魔人パワーのあれこれ

ちょっと風変わりな魔人であるパワーですが、彼女の気になるあれこれをご紹介していきます。

パワーは何の悪魔だったのか

パワーは「血の悪魔」だったようで、血を使った戦い、血をコントロールして武器にするような戦いを得意とし、そのせいか血の匂いには敏感なようでデビルハンター初仕事の際にそういったし仕草を見せています。

力の元にもなっている為、血を摂取しすぎると頭の角が伸びてしまう性質があるらしく、本人曰く他の悪魔から恐れられていたそうですが、虚言癖があるので真相は謎のままなのでしょう。

猫のニャーコ

パワーには愛猫のニャーコがいるのですが、悪魔にこの猫を連れ去られています。

人間も悪魔も嫌いだが、ニャーコを取り戻すためなら人間の味方でも何でもするというくらいの溺愛ぶり。

初めは食べるために育てていた(今はそんなことはしない)ようですが、食べるために肥えさせていたせいかいわゆるデブ猫みたいになってしまったようです。

パワーの事を知ろう!

これ実は3巻巻末のおまけコーナーのタイトルなんです。

このコーナーだけで本編中では読み取れないことが書かれているので、これを読めばパワーがどんな性格なのかがよく分かるミニコーナーなのですが、例を挙げれば、見栄っ張りだったり幽霊が苦手だったりといくつか書かれています。

それを見た私は「そりゃアキからクズって言われるわ」と思うしかありませんでした。

それを踏まえても魔人だから、可愛いからと、チャラにできてしまうのがパワーらしいということのようにも、個人的には思えてくるから不思議ですね。

まとめ

魔人でありながら知性が高かったり、人間とともに戦ったり、でも人間ではないから中身がちょっとズレていたりと、なかなかに強烈なキャラであるパワーの紹介でした。

序盤から存在感たっぷりであるだけに、そう簡単に死亡退場なんてことにはならない気がしますが、最近はどんでん返したっぷりなマンガが多いと思いますのでどうなることか。

ことあるごとにデンジとはコントのようなやり取りが繰り広げられたり、野菜は食わんと料理からよけて投げたり、めちゃくちゃなように思える言動が多々ありますが、猫を可愛がっている姿も見られるので、見方を変えると無邪気な子供のようにも思えますね。

改めて考えてみるとデビルハンター初仕事の後に、マキマに怒られているシーンは、小さくなって言い訳もしていてまさに子供のようだと気づかされました。

マキマから逃げられなくて渋々というのもあるかもしれませんが、デンジと打ち解け、よりバディらしくなっていく今後に期待ですね。

最後に改めて一つだけ。パワーってかわいいんです。ということで珍しい私服パワーでお別れとさせていただきます。