ジョジョの奇妙な冒険5部の黄金の風はデュオの息子の1人ジョルノ・ジョバーナが主人公のストーリですが、魅力的なキャラの多い本作品で死亡していったキャラや死亡シーンなど一覧にしたものと、更に後半は敵味方問わずかっこいいセリフを残してくれたキャラの名言も一緒にご紹介。
5部のキャラは最後までかっこいいキャラが多いのでハマること間違いなし。
ジョジョ5部黄金の風の死亡キャラ一覧
引用元:ジョジョ5部
まずはジョジョ5部黄金の風に登場したキャラクターの死亡キャラ一覧から。
- 涙目のルカ
- ポルポ
- ソルベ
- ジェラート
- ホルマジオ
- イルーゾォ
- ペッシ
- メローネ
- ギアッチョ
- ペリーコロ
- ティツアーノ
- スクアーロ
- カルネ
- リゾット・ネエロ
- チョコラータ
- セッコ
- ナランチャ・ギルガ
- アバッキオの同僚
- アバッキオ
- プロシュート
- ブチャラティ
ジョジョ5部のキャラクター死亡率
登場した主要キャラは25人で、死んだのは21人。
よって死亡率は84%とかなり高いです。
ジョジョ5部黄金の風のキャラ死亡シーンと名言
ここからは死んでいったキャラと死亡シーンの説明から。
やはり圧倒的に敵キャラが多いですが特に5部は、ギャングの話なので死亡率が高いようです。
涙目のルカの死亡シーン
涙目のルカはパッシヨーネのギャングの1人でアニメの一話にてジョルノのスタンドゴールド・エクスペリエンスの能力によって跳ね返されたスコップのダメージで頭を潰され死亡しています。
この出来事がきっかけでジョルノはパッショーネに入るようになったので、影の功労者かもしれませんちなみに涙目のルカはスタンド使いではなかった。
ポルポの死亡シーン
ポルポはパッショーネの幹部の1人。その身体の大きさから牢獄の中で暮らしている。(牢獄の方が安全なため、この巨体では敵から走って逃げるのは無理でしょう。)
ポルポのスタンドはブラック・ザバスという自動操縦型のスタンドとされているがそれがブラック・ザバスの能力の一つなのかどうかは、わからない。
最後はジョルノのゴールド・エクスペリエンスの能力によって、バナナに変えられた銃を食べようとして引き金を引いてしまい死亡。周りからは自殺とされている。
ソルベの死亡シーン
ソルベはパッショーネの暗殺チームの1人で自分達の利益の為に組織のボスの正体を暴こうとし失敗。ボスにより足から少しずつ輪切りにされて苦痛に顔を歪めながら死んでいきます。
その後死体は額縁に入れられ暗殺チームの元に送られ、「これ以上調べたらどうなるかわかるな?」という恐ろしい警告に。
ジェラートの死亡シーン
ジェラートも暗殺チームのメンバーでソルベと共にボスを調べていたところを捕まり、目の前でソルベの残酷な殺され方を目にして恐怖のあまり猿轡(さるぐつわ)を飲み込み窒息して死亡します。
ジェラートの死体も暗殺チームの元に送られるが身体には「罰」と書かれた貼り紙がされていて、ちなみにソルベとジェラートですが、 イタリア語でソルベはシャーベットの事です。ジェラートはアイスクリームのこと。知っていましたか?
目の前で仲間が輪切りにされるところを見せられたらそりゃ私も窒息死になります。
ホルマジオの死亡シーン
ホルマジオも暗殺チームの1人。爪で切ったものを小さくするスタンドリトル・フィートでナランチャを追い詰めるもナランチャの気転により状況を打開され、全身火傷を負うもリトル・フィートの能力で小さくなり自分の血で火を消しその場を脱出します。
しかし最後はナランチャのスタンドエアロスミスに蜂の巣にされて死んでしまう。
イルーゾォの死亡シーン
暗殺チームの1人のイルーゾォは鏡の中に入れるスタンドマン・イン・ザ・ミラーの持ち主。鏡の世界には自分はもちろん相手を自在に鏡の中へ引きずり込むことができる。鏡の中に入れるのはイルーゾォの許可した物のみなので相手のスタンドだけ現実世界に残すということもできます。
3部で出てきたハングドマンと似ていますが、マン・イン・ザ・ミラーは鏡の中に相手を引きずり込むか自分も現実世界にいないと攻撃できないという差があり、基本戦術は相手のスタンドは現実世界に置き去りにし、無防備な本体を鏡の世界でタコ殴りにするというもの。
フーゴのスタンドパープルヘイズのウィルスにより最後は体が溶けて死んでしまった。
ペッシの死亡シーン
ペッシも暗殺チームの1人。一番気弱で実は今まで人を殺したことがなかったが、プロシュートの死力を尽くした行動に感銘を受け覚悟が決まりそれまでとは違うペッシに生まれ変わった。(この時に初めて人を殺していて、その後はひょいひょい殺します)
その時のペッシを見たブチャラティも「10年も修羅場を潜り抜けてきたような、凄みと冷静さを感じる眼」と言っており、かなりブチャラティを苦戦させました。
しかし僅差で致命傷を負い、負けが確定した時にジョルノたちを道連れにしてブチャラティに精神的苦痛を味合わせようとゲスに落ちた行動をして、最後はブチャラティのスティッキー・フィンガーズにバラバラにされて死亡します。
スタンドはビーチボーイ、釣竿のようなスタンドで釣り針をターゲットに引っ掛けそのまま引っ張ったり、心臓を貫くこともできるスタンド。
メローネの死亡シーン
メローネも暗殺チームの1人。人間の血を元に成長する人型の遠距離型スタンドベイビィ・フェイスを使うスタンド使い。元になった人間の血(DNA)により性格や能力が変わり、成長するスタンド。
その特性から戦闘中に成長をしてジョルノを追い詰めますが、そのおかげで新しい能力に目覚めたジョルノにより敗れます。メローネ自身もベイビィ・フェイスの残骸を毒蛇に変えられて噛まれて死亡。
ギアッチョの死亡シーン
暗殺チームの1人ギアッチョはスタンドのホワイトアルバムを纏うスタンド使い。能力は周囲の物を瞬時に凍らせる冷却、空気さえも凍らせて盾にするかなり強力なスタンドです。
地面を凍らせてスケートのように滑りながらジョルノ達の乗る車を追跡、その力でジョルノとミスタの2人を追い込みますが最後はジョルノの決死の行動で活路を見出したミスタの弾丸で頭に刺さった折れた看板を押し込まれ死亡。
この時やけになりかけたミスタにかけたジョルノの言葉はあなたも知っている名言の「「覚悟」とは………………犠牲の心ではないッ!「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!」。
ちなみにギアッチョ自体も有名な「根掘り葉掘りってよ〜・・・」を言ったキャラで私も大好きなキャラです。
ペリーコロの死亡シーン
パッショーネの幹部のペリーコロ愛称はペリーコロさんと親しみやすく恩に熱い男。
ブチャラティにトリッシュと共にブチャラティのところに行き、幹部としてブチャラティにトリッシュ護衛の任を与える。
最後は情報漏洩を防ぐため自ら自殺した。
ティツアーノの死亡シーン
ティツアーノはボスの親衛隊の1人で、パッショーネを裏切ったジョルノ達に送られた最初の刺客の1人でもあります。
スタンドのトーキング・ヘッドをナランチャの舌に仕込みジョルノ達を混乱させ始末しようとしますが、舌ごとスタンドを切り取ったナランチャに怯みエアロスミスで攻撃されそうになったスクアーロを庇って死亡。
スクアーロの死亡シーン
最初に送られたボスの親衛隊の刺客の1人、ティツアーノの相方。スタンドはクラッシュという鮫の形をしたスタンド。
水の中ならどこへでも瞬時に移動すことが出来るが水から出ることはできない。
ティツアーノとのコンビネーションで一時はジョルノを瀕死にまで持っていくが、ナランチャによって倒される。その際エアロスミスのラッシュを受け死亡。
カルネの死亡シーン
カルネもボスの親衛隊の1人、カルネ自身には戦闘能力はなくこの状態ではスタンドも発動できないが死ぬことで、ノトーリアス・B・I・Gを発動する。まさに死ぬために登場しただけだった。
ミスタに撃たれて死亡する。
リゾット・ネエロの死亡シーン
暗殺チームのリーダー、単身ボスの正体を突き止めた唯一の人間だったがボスとの戦闘で死亡する。
その際ボスに重傷を負わせるほどの力を持ったかなり強いスタンド使いで、現にボスは近くに来ていたナランチャのエアロスミスを使って倒している。
リゾットは暗殺チームの最後の1人で、彼が死んだことで暗殺チームは壊滅。
チョコラータの死亡シーン
ボスの切り札の1人。セッコとペアーを組んでいてこの2人は相性が抜群にいい。
スタンドはグリーン・デイカビを撒き散らす。このカビは感染すると感染場所より低い場所に移動するとカビの繁殖が進行し感染者を腐らせ殺すという恐ろしいスタンドです。
スタンドの能力は本人の心を写すというようにチョコラータ自身も残忍な性格をしていて、ボスまでもが嫌悪するほどのもの。
最後はゴールド・エクスペリエンスの無駄無駄ラッシュを受けてゴミ収集車にぶち込まれて死亡します。
セッコの死亡シーン
親衛隊のセッコはチョコラータと同じくボスの切り札の1人。
チョコラータと相性がいいのはカビに感染した相手を地面を柔らかくする能力のオアシスで地面に沈ませ、カビで殺すということが出来るためです。このコンビを見た時にミスタも「小指が赤い糸で結ばれたコンビかよ」と言っています。
ブチャラティとサシで勝負し、聴力を失い、更にスティッキー・フィンガーズによってセッコは喉と手を繋がれ、自分の能力で喉が液状化し死亡。最後はチョコラータ同様、ごみ収集車の中ぶち込まれてしまいます。
ジョジョ5部黄金の風で名言を残して死亡したキャラベスト5
ここからはジョジョ5部黄金の風の死亡キャラ一で、名言を残していったキャラをランキング形式で紹介していきます。
名言ランキング5位はナランチャ・ギルガ
ナランチャ・ギルガは今回の作品の主要キャラでもあり、ジョルノたちと共に数々の敵を打ち倒し最終目的地のコロッセオまでたどり着いたメンバーです。
コロッセオでのボスとの戦闘中にポルナレフのスタンドが矢の力で暴走、全ての生物の心と体が近くにいたものと入れ替わってしまう。
この時ナランチャはジョルノと入れ替わっており、ジョルノの能力を恐れていたボスがジョルノを消そうとジョルノの身体と入れ替わったナランチャがボスのスタンドキングクリムゾンによって殺されてしまいます。
実は私が一番好きなキャラだったので当時漫画を読んでいた時はあっけない死に様に放心状態でした。
ナランチャ・ギルガの名言
「ブチャラティィィィィィィィィィ行くよッ!オレも行くッ!行くんだよォ──────ッ!!オレに「来るな」と命令しないでくれ──────ッ!トリッシュはオレなんだッ!オレだ!トリッシュの腕のキズはオレのキズだ!!」
ブチャラティがパッショーネを裏切り仲間に一緒に着いていくかの選択を迫ったシーン。
この時ナランチャはボートには乗らずフーゴと共にパッショーネに残ろうとしていたが、トリッシュの腕の傷を見て大切な人に裏切られた自分とトリッシュを重ね、トリッシュを守ることを決意。
泳いでボートに向かっていくところは涙するところがあります。
名言ランキング4位はアバッキオの同僚
アバッキオが警官の時の同僚で名前も出てきてはいないが、物語後半で死んだアバッキオの魂に語りかけるシーンが非常に心に刺さる。
彼は当時警官だったアバッキオが汚職をして賄賂を受けっとた強盗に不意を突かれ、殺されかけた時にアバッキオを庇って死亡。その後アバッキオは汚職警官として同僚を殺してしまったという消えない罪の十字架を背負っていく事となる。
アバッキオの同僚の名言
「そうだな…わたしは『結果』だけを求めてはいない『結果』だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ…近道した時真実を見失うかもしれない やる気も次第に失せていく」
大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている 向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、いつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな…違うかい?」
キングクリムゾンによって致命傷を負い死にゆくアバッキオに、あの世とこの世の境目でアバッキオに大切なのは真実に向かおうとする意志だということを伝えるシーン。
この言葉は今を生きる私たちも忘れてはならない大切な言葉だと私は思います。
名言ランキング3位 レオーネ・アバッキオ
レオーネ・アバッキオはナランチャ同様今作の主要キャラの1人。スタンドのムーディー・ブルースでボスの過去を再生中に子供に扮したボス(ドッピオ)に腹をつら抜かれて死亡。
最後はあの世とこの世の境目に警官時代に自分の代わりに銃に打たれて死んだ同僚と再会し、今まで自分が背負っていた十字架を下ろすことができ心安らかにあの世に行くことができた。
レオーネ・アバッキオの名言
「オレももともとよォ~ 行く所や居場所なんてどこにもなかった男だ…この国の社会からはじき出されてよオー オレの落ちつける所は…ブチャラティ あんたと一緒の時だけだ」
ナランチャ同様ボスを裏切りパッショーネをブチャラティと共に抜ける時のセリフ。アバッキオにとって自分の居場所はブチャラティなので迷う必要はなかったのかもしれない。
ブチャラティに対する絶対的な信頼、忠誠心のあらわれでもある。
名言ランキング2位はプロシュート
唯一の敵キャラでのランクインの暗殺チームの1人のプロシュート。ペッシからはプロシュート兄貴と呼ばれている。(実の兄弟ではなく兄貴分的な感じだ)
彼は「勝利を目前にしているならば手足を吹っ飛ばされようが、決してスタンドを解除したりしない」と鋼の意志を持った筋金入りのギャングだった。弟分のペッシのことを可愛がっており口では強く当たっているがその信頼はかなり大きい。
そのおかげかプロシュートの言葉を思い出したペッシは本物のギャングへと覚悟が決まりました。最も最後にはゲスに成り下がっていましたが。
プロシュートはブチャラティとの戦いで列車の外に放り出され、車輪に巻き込まれて重傷を負うが最後の力を振り絞りスタンドザ・グレイトフル・デッドの能力でブチャラティを老させ助力しますが、ペッシとの戦いを見届け死亡。
プロシュートの名言
「俺達は、そこらへんのナンパストリートや仲良しクラブの連中みたいに【(脅しの意味合いで)ぶっ殺す】なんて言わねぇ。【(奴を)ぶっ殺す】と心の中で思ったのなら・・・その瞬間、既に! 暗殺(こうどう)は終わっているんだ!」
ミスタを老させてトドメを刺すときにいうセリフ。真のギャングとは何かをペッシに伝えるプロシュート兄貴はやっぱりかっこいいっですね。
5部の敵キャラの中では最高にかっこいいセリフを残してくれたキャラです。
名言ランキング1位はブチャラティ
栄光の第1位はもちろんこのキャラ、主要キャラの1人でチームのリーダーブチャラティ。
もはやこの作品の主人公なのではないかと言うぐらいの活躍っぷりとかっこよさで、この記事を読んでいるあなたももしかしたらブチャラティファンではないでしょうか?
主人公ばりの出番と機転のきく頭、そして何より最高に仲間思いで素晴らしいチームのリーダーでした。
物語中盤でボスとのバトルで一度死んでいるが、ゴールド・エクスペリエンスの能力で少しだけ生きられるようになり、最後の戦いまで参戦する。
後半は肉体は死んでいるが魂が肉体を動かしているような状態で、最後は魂があの世へと旅立ち死亡。
ブチャラティの名言
「こいつには、やると言ったらやる………『スゴ味』があるッ!」
途上後すぐに放ったこのセリフ。ジョルノの言ったことは本当に遂行するという覚悟を感じたブチャラティが放っ、ジョジョ5部の代名詞と言っても過言ではないこの言葉。
あなたも覚悟を決めた人に会ったら言ってみてはどうでしょうか?
まとめ
ジョジョは長い間たくさんのファンに愛されてきた作品で、こうして時間が経ってからアニメ化など、まだまだ勢いの衰えを知らない作品ですね。
ジョジョ5部も名キャラが揃っているから死ぬシーンも印象的ですし、残す言葉は更に心に突き刺さります。
ジョジョ5部は死亡率が高いものの、心に残る名シーンや名セリフだらけでした。