アニメSHOW BY ROCK!!3期は新しいバンドに焦点をあてて描かれた作品です。
そんな3期の中で主人公バンドましゅまいれっしゅ!!に負けず劣らず個性の強い男子バンドとして名を馳せ「DOKONJOFINGER」。
通称どこゆびと呼ばれる彼らを演じる声優や本編での魅力について、ネタバレを含めながら語りたいと思います。
どこゆびの結成秘話
引用元:SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!
アンダーノースザワのワルが集うと言われている高校「区立DO根性北学園」。
付近の校区の学園が統廃合をした結果できたこの高校には、かつて4つの学園でそれぞれトップに君臨していたワルの男達が自然と集う形になりました。
ヤス、ハッチン、ジョウ、双循、彼ら4人の折り合いは当然良いものではなく、学園内で彼らが引き起こした乱闘騒ぎによる被害を重く見たアンダーノースザワ教育委員会は4人を退学にすべきだという決定を下します。
しかし、区立DO根性北学園の校長はある条件をつけることで彼らの退学処分を取り消すことを提案しました。
それこそが4人でバンド活動をして社会奉仕活動を行う事であり、退学がかかっているためヤス達には拒否権もありません。
こうして生まれたDOKONJOFINGER、通称どこゆびは4人の不良達が自分達の意思は関係なく、退学を回避するために計らずも組むことになってしまったバンドなのです。
どこゆびのメンバーの身長や体重や誕生日
ここからは、どこゆびのメンバーの身長や体重、誕生日といった基本的なプロフィールをご紹介します。
ヤスの身長や体重や誕生日
- 身長:167cm
- 体重:56kg(推測)
- 誕生日:8月4日
- 好きなもの:誰もいないところで思いきり叫ぶ
- 嫌いなもの:面倒事に巻き込まれる事
- CV:伊東健人(ヒプノシスマイク:観音坂独歩など)
八咫烏族の少年であるヤスは、目つきも悪く不愛想なためよく他のヤンキーに絡まれてしまいますが、デスクロスカウンターでその全てを撃退してきたその実力から、「死神不死鳥のヤス」という異名で地元では有名です。
クールなようにも見えますが、その態度は他者に絡まれることを嫌うことから生じており、よく「ウゼェ」と口にすることも。
自身の母が経営する弁当屋の弁当がとても大好きで、母親に対してはとても親孝行な一面も見せます。
ハッチンの身長や体重や誕生日
- 身長:173cm
- 体重:59kg(推測)
- 誕生日:4月4日
- 好きなもの:ライバルに勝つこと
- 嫌いなもの:寒さ
- CV:小松昌平(賢者の孫:アウグスト=フォン=アールスハイドなど)
ハッチンはブンブン蜂族のファッションヤンキー男子で、4人の中では誰よりも素早く思ったことを行動に移すタイプで、ちょっとしたことで怒ったり、仲間を夕食にさそって断られてへこんだりするなど、4人の中では一番幼いような言動が特徴的。
ヤスのことはライバルだと思って絡んでいますが、たいてい相手にされません。
蜂族らしくはちみつ絡みの食べ物が大好きです。
ジョウの身長や体重や誕生日
- 身長:184cm
- 体重:64㎏(推測)
- 誕生日:10月10日
- 好きなもの:ポエム
- 嫌いなもの:発作
- CV:小野友樹(黒子のバスケ:火神大我など)
ジョウは不死鳥族の虚弱体質男子で、しょっちゅう発作を起こしては血反吐をはいています。
端から見てわかるほどに身体は弱く、そのため高校で卒業するのに必要な日数分の登校が出来ぬまま留年を繰り返し、その結果バンド内で唯一成人済みの高校生になってしまいました。
こんな逆境でもめげないほどメンタルが強いのが特徴で、心の支えであるおくすり手帳を常に大事に持ち歩いていますが、ケンカで奪われてしまうこともしばしばあるとか。
双循の身長や体重や誕生日
- 身長:189cm
- 体重:71kg(推測)
- 誕生日:11月23日
- 好きなもの:誰よりも上に座すこと
- 嫌いなもの:自分より強い奴がいる事
- CV:白井悠介(ヒプノシスマイク:飴村乱数など)
狛犬族のド偉そう男子である双循は、金色の長髪と見るものを魅了するエメラルドの瞳を自慢にしている青年です。
体格も良く、ケンカの腕っぷしも強いのですが、4人の中では抜きんでて外道な男であり、戦う前からありとあらゆる手段を駆使して相手を潰すことを好んでいるのだとか。
勝つためには手段を選ばず、3人に卑怯者と言われても全く気にしないその姿は、ある意味で一番不良らしいともいえるでしょう。
少し抜けているハッチンをよくからかって楽しんでいます。
どこゆびの見どころ
さて、ここからはケンカと音楽の中で少しずつ深まる男の友情、どこゆびの見どころをご紹介します。
結成直後は乱闘ばかりのバンド活動
どこゆびはバンドを組みたくて組んだのではなく、退学を回避するため仕方なくバンド活動をしています。
それぞれの音楽スキルは決して低くないものの、少しでもきっかけがあればライブ中であろうと乱闘騒ぎに発展してしまうこともあり、当然、そんな状態ではライブを見に来た観客も満足せず、返金騒動に発展したこともあるぐらいです。
とはいえ、まともにライブをしないと学校側にも評価してもらえないため、ライブハウスで練習をしながらなんとかノルマのライブ数をこなしていくどこゆびのメンバー達。
そんなある日、ライブ前にヤス達は他校の不良に絡まれてしまい、ライブ開始時刻に大遅刻をすることに。
当然、会場はライブを待たされている観客のブーイングが溢れかえっているのですが、ジョウの「やるしかねぇだろ!」の一言で、自慢の曲をひっさげライブステージに殴りこみます。
不良として肝が据わっている彼らは会場の雰囲気などなんのそのでライブを盛り上げ、初めて観客を沸かせることに大成功しました。
この時点ではまだまだ本格的にバンドに打ち込むほどではありませんが、4人でのライブを悪くないと思えるぐらいには彼らの想いが変化する様子が見られます。
ヤスに舞い込んだソロデビューの話
4人で乱闘をしながらもライブを繰り返すうち、ヤスは誰かを楽しませる熱い音楽を奏でることは悪くないかもしれないと思うようになり、大型フェスへの参加も考えるようになっていきました。
そして、その話をハッチン、ジョウ、双循にもしてみるのですが、3人はバンド活動は退学を回避するための社会奉仕活動だからフェスについては興味がないと渋い顔をされてしまいます。
煮え切らぬ想いを抱えて一人街を歩くヤスの下に怪しいスカウトマンが現れ、彼にアイドル路線でのソロデビューの話を持ち掛けてきました。
アイドルとして売れることは、一人で自分を育ててくれた母親に対して恩返しにもなるというスカウトマンの言葉に、本気ソロデビューを考え始めてしまうヤスでしたが、どこか様子のおかしいヤスの隠し事に気づいたジョウに問い詰められてソロデビューをしようとしていたことが明るみになります。
その行為を咎めたジョウに殴られつつも彼を殴り返し、自分の胸にくすぶる音楽への真剣な気持ちを伝えたヤスは、他の3人もヤスと同じようなことを考え始めていたものの、どうにも恥ずかしくて言えなかったのだという告白を受けることに。
ここで初めて4人で音楽の頂点を取りに行くという目標を掲げたヤスは、ソロデビューの話を蹴って彼らの覇道を歩むことを選ぶのでした。
その後もケンカや乱闘を繰り返しながらもライブでその実力を知らしめていったどこゆびは、ついに大型フェスへと参加することを認められるのです。
まわりの強豪バンドなど関係なく俺は俺の道をブチ進む、そんなどこゆびのライブは間違いなくライブを見ていた観客の心に刺さり、大きな爪痕を残すことに彼らは成功するのでした。
けれども、音楽で頂点を取るという彼らの伝説はきっとこのライブから本格的に始まるのです。
まとめ
どこゆびは退学を免れるためという、少し異色の経緯から始まった男子バンドです。
お互いにいがみ合いつつも、音楽を通して深まる彼らの男らしい友情が見どころと言えるでしょう。
乱闘騒ぎを起こしながらも、音楽に対して真剣にぶつかり頂点を取りにいく姿を4期でまた見られることが楽しみです。