現在アニメ放送中で盛り上がりを見せるヒプノシスマイクは、コンテンツの主軸となるのはやはり各チーム同士のラップバトルで、アニメやライブもこのラップバトルを中心に見せ場をつくっています。
今回はそんなラップバトルについて、優勝の決め方や第一回ラップバトルの結果、第二回のラップバトルの情報を調査しました。
ヒプノシスマイクについて
まずはヒプノシスマイクについての基本的な情報から見ていきましょう。
ヒプノシスマイクとは
「ヒプノシスマイク」は、キングレコードが手掛ける男性声優による音楽原作キャラクターラッププロジェクトで、通称「ヒプマイ」と呼ばれています。
2017年のプロジェクト始動時は4チームの12人でしたが、2019年に2チームが追加され現在では計18人のキャラクターがおり、武力が根絶された世界で互いの威信や領土をかけてラップバトルを行う、という世界観の中話が展開。
主にCD内のドラマトラックで話が展開していきますが、現在ではコミック、ゲーム、アニメなど幅広いメディア展開がなされておりそれぞれの媒体でストーリーが発信されているのが特徴。
登場するラップチーム
引用元:ヒプノシスマイク
物語に登場する主要なラップチームは計6つで、それぞれ3人ずつで構成されています。
- イケブクロディビジョン代表「Buster Bross!!」
山田一郎/山田二郎/山田三郎
- ヨコハマディビジョン代表「MAD TRIGGER CREW」
碧棺左馬刻/入間銃兎/毒島メイソン理鶯
- シブヤディビジョン代表「Fling Posse」
飴村乱数/夢野幻太郎/有栖川帝統
- シンジュクディビジョン代表「麻天狼」
神宮寺寂雷/伊弉冉一二三/観音坂独歩
- ナゴヤディビジョン代表「Bad Ass Temple」
波羅夷空却/四十物十四/天国獄
- オオサカディビジョン代表「どついたれ本舗」
白膠木簓/躑躅森蘆笙/天奴谷零
基本的にはこの6チーム18人同士でラップバトルを行い、それに沿って物語が進行していきます。
ディビジョンラップバトルについて
ここからはコンテンツの主格となるラップバトルについて見ていきましょう。
ラップバトルの勝敗の決め方
ラップバトルの勝敗は、バトルに合わせて発売されるCDに封入されているBattleカードに投票することによって決めることができ、最も票数が多かったチームが優勝するという観客投票の形をとっています。
ただし、一人一票などという条件がなく、CDを買っただけ投票数を手に入れることができるため「社会人のファンが有利なのは不平等だ」という声も上がっている現実。
第二回のラップバトルではそういったルールの是正も求められるかもしれませんね。
第一回ラップバトルの結果
第一回ディビジョンバトルは2018年に行われ、勝ち上がりのトーナメント方式で行われました。
初戦は「Baster Bross! VS MAD TRIGGER CREW」、」「麻天狼 VS Filling Posse」。
「Baster Bross! VS MAD TRIGGER CREW」は32812票 対 32943票で僅かにMAD TRIGGER CREWの勝利。
対する「Filling Posse VS 麻天狼」は35479票 対 40936票となり、麻天狼の勝利。
この初戦の結果発表は2ndライブ会場で行われ、キャラクターを演じる声優さんやそれを見守るファンの生のリアクションを見ることが出来ました。
特に碧棺左馬刻役の浅沼晋太郎さんは結果発表直後に「ラップ初心者の俺たちが今までやってこれたのは昴(木村昴:山田一郎役)のおかげ。Baster Bross!!が負けるなんてありえない。だからこそバスブロを背負ってると思って頑張る」といったコメントをし、会場を感動に包みます。
勝ち進んだ「MAD TRIGGER CREW」と「麻天狼」の戦いも同じくCD投票で行われ、新宿アルタのスタジオ・ニコニコ生中継などで発表され、52840票 対 53769票で第一回ディビジョンバトルの勝者は麻天狼に決定。
神宮寺寂雷役の速水奨さんは、麻天狼が優勝できた理由について「キャラクターが魅力的であったことと我々が少し大人であったこと(他チームのキャラクターや声優陣に比べて)」と語っています。
第二回ディビジョンラップバトルはどうなるか
第一回ディビジョンラップバトルから約2年ほど経った先日、公式から第二回ディビジョンバトル開催の発表がありました。
今回は参加チームも多いため2021年1月より東京・大阪・愛知の3都市でライブ「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 6th LIVE」と銘打ち各地で対戦をしていく模様。
対戦カードおよび開催地、開催日は、
- 1stバトルーオオサカ・ディビジョン「どついたれ本舗」VS イケブクロ・ディビジョン「Buster Bros!!!」大阪にて、2021年1月30日・31日に開催。
- 2ndバトルーナゴヤ・ディビジョン「Bad Ass Temple」VS シンジュク・ディビジョン「麻天狼」愛知にて、2021年2月13日・14日に開催。
- 3rdバトルーシブヤ・ディビジョン「Fling Posse」VS ヨコハマ・ディビジョン「MAD TRIGGER CREW」東京にて2021年2月20日・21日に開催。
と決定しています。
第二回ディビジョンラップバトルはリモート開催に
当初は現地開催を予定していた第二回ディビジョンラップバトルですが、感染症拡大の影響を踏まえて全面リモートでの開催となりました。
現地開催は叶いませんでしたが、AbemaTVで有料生配信されたライブは非常に盛り上がりを見せ、Twitterのトレンド『#ヒプマイ2ndバトルライブ』が世界トレンド一位に。
第二回ディビジョンラップバトルの投票方法
第二回ディビジョンラップバトルの投票は3つの段階を踏むことが決定しました。
投票方法は、
- 一次:ライブ投票
- 二次:CD投票
- 三次:VR投票
となっています。
一次のライブ投票は、生配信購入者が一人一票購入可能、二次のCD投票はCDに封入されている投票券でCDを買えば買うだけ投票することが出来ます。
三次のVR投票はヒプノシスマイク史上初の試みで、3Dモデル化されたディビジョンメンバーがバーチャル空間でラップバトルを展開する公演を視聴し、一人一票投票が可能。
中間発表も開催決定
さらに、5月1日(土)20時よりAbema TVにて中間発表特番の開催が決定しました。
この番組ではディビジョンリーダー6名と、躑躅森蘆笙役の河西健吾さんが出演され、一次投票のライブ投票・二次投票のCD投票を合わせた結果が公表されます。
この番組は誰でも無料で視聴することが出来るため、ぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
今回はヒプノシスマイクのディビジョンラップバトルについて、その優勝の決め方や第一回バトルの結果、第二回バトルの情報について調査しました。
新たなディビジョンを迎え入れての初めてのラップバトル、とても楽しみですね。
第二回ディビジョンバトルについては現在バトル真っ最中。ぜひ本情報をもとにディビジョンバトルを楽しんでいきましょう。