先日アニメも最終回を迎えたヒプノシスマイクですが、アニメでは男性陣と中王区の亀裂が更に深まりましたね。
今回は中王区堕ちしそうなキャラクターについて、その理由も含めて考察していきます。
ヒプノシスマイクの世界観
まずはヒプノシスマイクの世界観から説明していきます。
女尊男卑の世界
ヒプノシスマイクは、現実の日本とは異なる世界観でストーリーが展開。
ヒプノシスマイクの世界観の特徴として、
- 元号がH歴
- 女性のみの中王区と呼ばれる区画で女性による政治が行われている
- 人を殺傷する武器、既存の武器の廃止
- 争いは武器ではなく「ヒプノシスマイク」を使って行われる
- 男性は中王区外の「ディビジョン」と呼ばれる区画で生活
- 男性の税金は女性の10倍
といったものがあり「女性のみの政治」や「男性の税金が女性の10倍」など、徹底した女尊男卑が行われています。
政権を握るのは言の葉党
中王区の中で政権を握っているのは「言の葉党」という政党です。
言の葉党の主要なメンバーとして、
- 東方天乙女:内閣総理大臣
- 勘解由小路無花果:内閣総理大臣補佐官・警視庁警視総監・行政監察局局長
- 碧棺合歓:行政監察局副局長
が挙げられ、特に実権を持つ勘解由小路無花果は過去の経験から男性を毛嫌いしており、世の中の女尊男卑を助長する存在となっています。
中王区堕ちしそうなキャラクターとその理由
ここからは中王区堕ちの可能性が示されているキャラクターについて解説していきます。
有栖川帝統
まず浮かぶのは「Filling Posse」の三番手である有栖川帝統。
有栖川帝統は、現内閣総理大臣である東方天乙女の息子であることがコミカライズで明かされており、見方によっては元から中王区側の人間ともいうことが出来ます。
しかし、ドラマトラック内で「母親とは折り合いが悪い」「あまり母親のことは話したくない」と言っていたことから、あまり仲は良くない様子。
帝統が元から中王区側の人間でスパイとしてシブヤに潜んでいる、ということはないと考えていいでしょう。
山田三郎
「Bster Bross!!」の三番手である山田三郎も中王区堕ちしそうだと噂になっていますね。
山田三郎の中王区堕ちについては、
- 父親である天谷奴零にそそのかされて
- ソロ曲「レクイエム」の歌詞が不穏
といったことが理由として挙げられています。
ドラマトラック内で元から中王区側の人間である天谷奴零に「強くなりたければ俺と来い」と言われた際、二郎と違って三郎は考える素振りを見せました。
また、二曲目のソロ曲である「レクイエム」では、
- 「そうこれは革命 生まれ変わるエンドレス 強くなるため」
- 「この世を灰に 審判 裁く 打ち砕く」
といった不安なワードが。
このことから、三郎が中王区で天谷奴零と共に革命を起こすのではないか?と予想ができます。
毒島メイソン理鶯
毒島メイソン理鶯は「MAD TRIGGER CREW」の三番手です。
理鶯が中王区堕ちする理由として、
- チーム曲である「シノギ」での意味深なPV
- 身にそぐわない大金を持っている
- 中王区の情報に精通している
が挙げられます。
チーム曲である「シノギ」において既に中王区側の人間である飴村乱数と同じマークが示唆されていたことや、コミックスにおいてバックいっぱいに入った札束を持っている描写がされたことから怪しいという声も上がるほど。
また、ヒプノシスキャンセラーの情報やヒプノシスキャンセラーが、中王区外でつくられたこという情報を真っ先につかんだのも理鶯。
毒島メイソン理鶯に関しては死亡説があることもあり、中王区堕ちをしないにしても何らかのキーパーソンになることは明らかですね。
神宮寺寂雷
現実的に最も中王区堕ち、中王区に力を貸さなければいけない状況にあるのが「麻天狼」のチームリーダーである神宮寺寂雷。
寂雷はドラマトラック「過去からのChaser」にて、東方天乙女に呼び出され、「真正ヒプノシスマイクの完成のために寂雷のラップアビリティである回復スキルを貸してほしい」と打診されます。しかし、寂雷の部下である神奈備衢(かんなびよつつじ)を人質に取られてのその話はお願いというよりも脅迫。寂雷が断ることが出来ないというのは明白です。
中王堕ちとは言えないかもしれませんが、神宮寺寂雷が真正ヒプノシスマイクの完成のために中王区に手を貸すというのはほぼ間違いないでしょう。
誰も中王区堕ちしないという説も
三周年に合わせてリリースされた18人全員で歌う「SUMMIT OF DIVISIONS 」では、
- 西も東もディビジョンディビジョン繋ぐこのマイカフォン
- 闘いはローカルvs中王
など、6ディビジョンが手を取り合って歌う様子が描かれており、それはシブヤからシンジュクへパートが移行する際に「お次はシンジュクパスするマイク」という歌詞が入るほど。
PVの映像も6ディビジョンがひとつの机で丸くなって作戦会議をしているような様子が描かれています。
「闘いはローカルvs中王」というのが、ローカル=ディビジョン、中央=中王区、ということならば、この曲は全員で力を合わせて中王区を倒そう!という曲ということになりますね。
まとめ
今回は中王区堕ちしそうなキャラクターとその理由について考察しました。
誰も中王区堕ちなんてしてほしくありませんが、裏切るメンバーがいるとそれはそれで話が面白くなるというのも事実。
セカンドバトルで発売されるドラマトラックでの各キャラクターの動きにも注目ですね。