ヒプノシスマイクのコンテンツの核となる「ラップ」。
今回はヒプノシスマイクのキャラクターをラップが上手い順に紹介していきます。
ヒプマイにおいてラップの上手さとは
まずはラップの上手さを決める評価基準について見ていきましょう。
リリック
「リリック」とは一般的に歌詞のことを言い、もともとは「抒情詩(自分の気持ちや思いを表す詩)」という意味で使われていた言葉です。
ラップと言っても単に韻を並べていくだけではなく、しっかりと意味が通ったうえで自分の思いを伝える歌詞(=リリック)を書くことが重要なんですね。
フロウ
「フロウ」とは歌い回し、歌い方、という意味です。
普通の歌でも歌詞に沿って強弱をつけたり声色をかえたりするように、ラップでも声の高低や強弱、テンポのスピードなどをうまく調節していく必要があるんですね。
「フロウ」が上手い人のラップは飽きがこず、いくらでも聞くことが出来ます。
ライム
「ライム」とは韻を踏む、という意味です。
日本におけるラップでは簡単に言うと母音(aiueo)をそろえていくという形をとっており、即興でラップをする場合は母音がそろっている単語を連想的に歌っていかなければならないので頭の回転が必要になり基本的に、このリリック、フロウ、ライムが上手い人がラッパーとしての技術が高いということになります。
ラップが上手い設定のキャラクター
では実際にヒプノシスマイクの中ではどのキャラクターがラップが上手いとされているのか見ていきましょう
TDDのメンバー
引用元:ヒプノシスマイク
現在の各ディビジョンのリーダーである、山田一郎、碧棺左馬刻、飴村乱数、神宮寺寂雷はかつてTDDという伝説のラップチームを組んでおり、その実力は全国のディビジョンをまとめあげるほどのもの。
「伝説」とまで言われたラップチームですから、ラップの実力は相当なものと言っていいでしょう。
①山田一郎
TDDの中では唯一未成年ながら主人公としてふさわしいラップスキルをもつ山田一郎。
前向きで力強いリリックと圧倒的な歌唱力が特徴です。
②碧棺左馬刻
続いてハスキーで低音ボイスが特徴的な碧棺左馬刻。
とにかく攻撃的なリリックと咆哮するようなフロウが特徴です。
➂飴村乱数
トリッキーなラップスタイルが特徴的な飴村乱数。
ラップアビリティが幻惑系なこともあり、人を惑わすようなリリックと可愛らしい歌い方が特徴的です。
④神宮寺寂雷
低音ボイスが特徴的な神宮寺寂雷。
ポエトリースタイルを主としていることもあり、ラップの師匠である乱数からは「寂雷の得意技は韻」と言われています。散りばめた単語を丁寧に回収していくライムが特徴です。
➄波羅夷空却
TDD結成前は山田一郎や碧棺左馬刻とチームを組んでおり、現在はナゴヤディビジョン「Bad Ass Temple」のチームリーダーをつとめる波羅夷空却。
予選を経なくても中王区から直々にラップバトルへの参加権が届くこともあり、ラップの実力は高いと見ていいでしょう。
少々口の悪いリリックと少年らしい野蛮な歌い方が特徴です。
⑥白膠木簓
かつて碧棺左馬刻とチームを組んでおり、現在はオオサカディビジョン「どついたれ本舗」のチームリーダーをつとめる白膠木簓も、波羅夷空却と同じく中王区から直々にマイクが届いた一人です。
普段の芸人での経験と頭の回転の速さを活かしたしゃべくりラップが特徴的です。
実際にラップが上手い声優さん
ここからはキャラクター設定に関係なく、実際にラップが上手いと言われている声優さんを見ていきましょう。
山田一郎役 木村昴さん
まず筆頭にあがるのが山田一郎役をつとめる木村昴さん。
木村昴さんは幼少期からのヒップホップ好きとして知られ、「いつかラップに携わって仕事をしたい」と思っていたそうです。ヒプノシスマイクはそんな木村昴さんを核に置いた企画で、木村昴さん以外の声優さんはみんなラップ未経験のため、歌い方からおすすめのCDまで木村昴さんがすべて指導を手掛けました。
木村昴さんは実際に「好良瓶太郎」の名前でヒプノシスマイクの楽曲の作詞も手掛けており、ヒプノシスマイクというコンテンツ全体に大きく貢献しています。
もちろんそんな木村昴さんのラップスキルはピカイチ。「ラップの神童」と言われる山田一郎をも凌駕する存在です。
観音坂独歩役の伊東健人さん
観音坂独歩役の伊東健人さんはラップ未経験ながら持ち前の歌唱力と絶対音感で高いラップスキルを保有。
観音坂独歩のキャラ設定上、テンションの高低差の激しい歌唱や喉が掻っ切れそうなほどのシャウトがたびたび楽曲に登場しますが、伊東健人さんはCDでもライブでも難なく歌いこなしています。
まとめ
今回はヒプノシスマイクのキャラクターをラップの上手い順に紹介しました。
1周目のドラマCDではどこかおぼつかなかったラップも、4年が経った今ではどのキャラクターも成長を見せていますよね。
キャラクターも声優さんも成長していくヒプノシスマイク、これからも目が離せませんね。