感動アニメの代表作としても知られている「あの日見た花の名前を僕は知らない」通称「あの花」ですが、知られていない裏設定があるとも話題に。
幽霊として現れているはずのめんまですが、亡くなっているのは実はめんまではなく、幼馴染である他の5人が死んでいたのでは?という噂がささやかれています。
どうしてそのようなことになっているのか?アニメの中にヒントがいろいろ隠されていたので、紹介していきます。
通常目線でみる「あの花」
今日初めて「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」というアニメを見ました!
まだ4話までだけど( ̄▽ ̄;)
とっても面白いです!(´∀`*) pic.twitter.com/gnfhpQ1AeT
— パルるん🐱🐱コロナに勝とう!! (@Shiro_0107pal) January 10, 2020
「あの花」を普通に見ていると、主人公のじんたん目線でめんまを成仏させることを目的としているのが分かります。
そして、どうすればめんまが成仏するのか?ということがストーリーの鍵となり、めんまがやり残していたことで、喜ぶことをすればいいはず!と幼馴染に協力を仰いで試みるのです。
しかし、どれも成仏には繋がらず、めんまが成仏するための本当の願いは何か?ということが最終話で明らかになります。それは、めんまの願いではなく、じんたんの母親の願いだったのです。
じんたんの母親は病に伏せている自分のせいで、感情を押し殺して表に出さないことをずっと心配して、「じんたんに泣いて欲しい」という願いがありました。
そして、その願いを母親から聞いためんまの心の奥底には、じんたんをずっと泣かせたいという想いがあったのです。
そこから、最終話でじんたんは、見えなくなってしまっためんまを必死に探し続け、ようやく見つけたことで思わず泣いてしまい、その瞬間にめんまの願いは果されみんなにお別れを告げて成仏することになりました。
成仏させるきっかけは、めんまの願いではなく、じんたんの母親の願いだったというのが意外な結末にもなっているのです。
「あの花」の死亡説浮上の理由
「あの花」を普通に見ていると、じんたんがめんまを成仏させるために、離れ離れになってしまった幼馴染のぽっぽ、ゆきあつ、あなる、つること協力して元の関係に戻るという感じです。
最初はかなりぎくしゃくしていた5人ですが、めんまを成仏させる!という共通の目的を持つことで、距離感がどんどん縮まりました。
更に、めんまが死んだのは自分のせいではないか?というそれぞれの暗い過去を拭い去ることもできていたので、かなり前向きなストーリー展開となっています。
しかし、「あの花」には、違った目線での見方が。それが5人は本当は死んでいるのではないか?という死亡説です。
まず最初に言えるのは、「あの花」というタイトルにあります。
「あの日見た花の名前を僕達は覚えていない」というフレーズからも、あの日みた花というのは、天国のお花畑のことで、名前を憶えていないのは、死んでいるから覚えていない?ということも考えられるのです。
更に、1話目の冒頭にある5輪の花が入った牛乳瓶からも、死んでいるから飾られているのではないか?ということに繋がってしまいます。
その他にも様々なシーンや観点から死亡説も。
実は見えている風景が逆
「あの花」は、めんまが亡くなったことにより幽霊として突如現れ、じんたんにしか見えないということになっていますが、実は逆ではないのか?という見方もあるのです。
つまり、じんたんたちが死んでいて、めんまが生きているということになります。
川で遊んでいた時に、事故で死んだのはめんま以外の5人で、めんまだけが生き残ってしまった。そこからめんまは、5人に会いたいという気持ちをずっと持ち続けます。
そして、その願いが叶うかのように、死後の世界に偶然迷いこんでしまうことになり、仲たがいしている5人を見て、仲直りをさせたい!という気持ちで動き出すことに。
死の原因となる記憶がねじ曲がってしまっている理由は、めんま以外の5人が死を突発的に迎えてしまったため、死んだことを受け入れられず、めんま死んでしまったと勘違いしてしまったからでしょう。
そして「あの花」が死後の世界の話だったとしたら、そこで登場するめんまの両親や弟も死んでいることになり、ここで考えられるのは、めんまの肉体とは関係なく魂のみが、この世界に入り込んだということです。
そのため、現実世界のめんまの肉体は相当年を取っていて、両親が亡くなっている年齢になっているかもしれません。
そして、昔のことを強く懐かしく思う気持ちのみで、死後の世界に入り込んだ可能性も。
めんまの服のリボンの色が違う
「まに…あった…。今度はちゃんと…お別れ…できたよ。」(めんま)
【11話/あの夏に咲く花】 pic.twitter.com/UNctKjMfQx
— あの花泣けるシーンbot (@anohaNa_B) August 29, 2013
第4話「白の、リボンのワンピース」でつるこがめんまの絵を描いていたのですが、違うところがありました。それはリボンの色で、つるこが描いたリボンの色は赤色ですが、本当のめんまのリボンの色は青です。
めんまと写っている昔の写真を持っていたはずなので、このような間違いはしないのでは?と思われるだけに怖さが引き立ちます。しかも赤色は、血をイメージさせてしまいますね。
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じんたんはめんまを帰そうとしていた
じんたんだけは、自分たちが死んでいることを知っていて、この世界に来てしまっためんまのことを帰そうとしたのかもしれません。
それはめんまが、みんなに会いたいという気持ちが強すぎたため、知らずに死後の世界に迷いこんでしまったからです。じんたん以外の4人には、死んだという自覚がなかったのから、めんまが見えなかったと思われます。
自覚のあるじんたんだけにめんまが見えて、めんまを救ってやれる唯一の存在ということになり、そして、いつまでもここに留まることは、めんまにとって良いことではないと判断したのでしょう。
現実の世界にめんまの魂を返すために、めんまの願いを叶えようとしたのですが、結果としてじんたんたちが救われる結果にもなりました。
[quads id=2]まとめ
「あの花」は、感動アニメの代表作としても有名ですが、めんまが幽霊ということ自体が実は違うのではないか?という疑惑も浮上し、めんま以外死亡説が流れているのです。
その理由として、タイトルの意味や1話目の冒頭に枯れた花が5本描かれたり、他にも、つるこの描いためんまのリボンの色が違ったりおかしな部分もあります。
「めんまみーつけた」という名シーンですら怪しくなってきた感じもしますね。
そのため、めんまを成仏させる目的ではなく、めんまを元の世界に返すことが目的になってしまうのです。
いずれにしても、じんたんを泣かす!ということが真の目的であり、めんまが元の世界に変えるきっかけになるシーンには、ただただ号泣してしまいますね。
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