カズマとアクアが住む異世界はアニメ内で二人が語るようにRPGのゲームのような世界。
魔法やモンスターが実在し中世風のファンタジー世界で、魔王軍の侵略により世界が危機に陥っている。また、モンスターを倒し経験値を得て強くなるシステムになっていて、ゲーム知識が豊富なカズマはそれを「お約束」と言い戦略を立てていくが殆どうまく事が進んだことはない。
今回はそんな現実的には存在しないようなモンスター達をご紹介します。
このすば!のモンスター紹介
このすば!は個性的なキャラクターだけでなく、モンスターとの対峙に置いてカズマが陥る困難や仲間たちのダメっぷりを堪能できるため、個性豊かなモンスターは欠かせない存在です。
その一部のモンスターをご紹介します。
ジャイアント・トード
引用元:このすばBS11放送分より抜粋
駆け出し冒険者の街「アクセル」の周辺に生息するカエル型モンスター。
打撃攻撃に耐性あり、なので斬撃攻撃が有効である。攻略難易度は低く、異世界では最弱モンスターに指定されている。性格はとても獰猛で人間や家畜を丸呑みにする。カズマの「狙撃」が効かない唯一?のモンスターである。
カモネギ
森などに生息している小型の鳥モンスター。
性格は臆病でカモネギが持っているネギはとても高価な薬を作り出すが、取り上げると泣くので良心が痛む。カモネギの肉はとても柔らかく美味しく、一匹倒すと膨大な経験値が入るが見た目が愛らしいので倒しのを拒む冒険者が多い。
バニル人形
バニルの固有スキル。土から創り出したバニルを小さくした小型人形で、動いているものや攻撃をしてくるものに抱きつき自爆する。また、夜間に笑い出す。
ダクネスの攻撃が唯一まともに当たるモンスターである。
キャベツ
カズマたちの住む異世界では野菜は植物ではなく生物として生きており、収穫の時期になると畑から逃げ出す。小型だが鎧を破壊できるほどの体当たり攻撃をしてくる。
とても価値が高くクエスト報酬が良い。レタスもキャベツに混じり逃げ出すが、野菜としての価値はキャベツより低く単価が安い。
ステータスの関係でカズマは出来が良く換金率の高いキャベツをゲットするが、なぜか運のないアクアはほとんどお金にならないレタスを大量に手に入れてしまう。
ブルータルアリゲーター
淀んだ水を好むワニ。とても凶暴なモンスターたが水が綺麗になると姿を消すので、討伐というよりは水の浄化のクエストが多い。
鉄の折がボコボコになるまで食べられそうになるアクアだが、間一髪のところで浄化に成功しブルータルアリゲーターの餌になることは回避された。
雪精
雪玉のように雪の中を漂うモンスター。非常に弱くすぐに討伐できる。しかし、雪玉の親玉を呼び寄せるため雪精討伐クエストの報酬は非常に高く設定されている。
アクアは雪精を捕らえて夏場にシュワシュワを冷やして飲んだり売って大もうけをたくらむが、夏場まで雪精を生かす(餌)が何なのか良く分からなく、夏まで雪精が無事だったかは不明である。
冬将軍
雪性の親玉で、武士のような鎧姿で現れる。とても強いため高報酬の特定モンスターとして認定されている。
ダクネスは冬将軍に捕らわれて淫らな仕打ちを受ける妄想を膨らませ戦いを挑むがカズマに引き留められ、武器を持っていたカズマの首が一瞬で切断される。のちにアクアに復活させてもらう。
起動要塞デストロイヤー
六つ足歩行で暴走する超巨大な古代の起動兵器。「コロナタイト」という国宝を永久機関に備え、対魔法バリアや障害物を回避する機能を持つ。
実際はモンスターではなく古代兵器なのだが、魔王よりも強いともっぱらの評判である。
ダンジョンもどき
ダンジョン内の壁や床などに化けて近ずいてきたものを食べる。ミミック(宝箱に化けるモンスター)の巨大版である。
襲うのは人間だけでなくモンスターをも捕食する。
リザードランナー
巨大なエリマキトカゲのようなモンスター。繁殖期に入ると凶暴化し姫様ランナーを賭けて王様ランナーになるため群をつくり疾走する。
ちょっかいを出さない限り人間に攻撃はしないのだが、討伐の際アクアの「フォルスファイヤー!」によってカズマ一行が標的にされ、
- 爆裂魔法が使えないめぐみん
- 数の多さに対応しきれないダクネス
- 狙撃によってメスを討伐するものの、木から足を滑らせて即死するカズマ
と散々な目に遭ってしまう。
走り鷹鳶
ダチョウのような体に鷹のような顔をしたモンスター。遠方から硬いものを見つけると、硬いものを障害物として突進しギリギリのところで躱す。
とにかく硬いものに突進するので、ダクネスの鎧(筋肉?)に対しても反応し、爬虫類のオスたちにもみくちゃにされる妄想をするが、
- カズマの狙撃
- ウィズのボトムレス・スワンプ
- めぐみんの爆裂魔法(エクスプロージョン)
によって討伐される。
安楽少女
可愛らしい少女のような姿をしたモンスター。
明確な知性と自我を持っているため会話が可能。冒険者や旅人の良心を擽るような言葉を言う。死体を養分としているため死ぬまで自分の側で生活させようとする。
アニメ版での登場はまだない。
まとめ
このすばの魅力は濃いキャラクター達でもありますが、クスッと笑ってしまえるモンスターたちもとても魅力的ですね。
ジャイアント・トードさえ討伐していれば生きていけそうな異世界ですが、様々なモンスターとの対峙、その都度瀕死に陥るカズマとの葛藤が今後も楽しみです!