進撃の巨人のナナバはミケ・ザカリアスが指揮する調査兵団分隊に所属している兵士。
鎧の巨人と超大型巨人がシガンシナ区のウォール・マリアを破壊し、多くの調査兵団の兵士が命を落とした845年(5年前)を生き延びた兵士の1人です。
ナナバのプロフィール
引用画像:進撃の巨人より
ナナバはどんな人なのか紹介いたします。
ナナバの身長・体重・性格・誕生日
引用画像:進撃の巨人より
- 名前:ナナバ
- 身長:172cm
- 体重:59kg
- 性格:正義感が強く、仲間思い
- 誕生日:6月30日
スラっとした体格に加え、金髪で中性的な顔立ちがかっこいいと多くのファンを魅了しています。
ナナバの性別
引用画像:進撃の巨人より
ナナバの中立的な顔立ちの為、性別が判断しにくいですが、女性です。
作者である諫山先生は「本作では、男性も女性も関係がない」とおっしゃってますが、実際のキャラクター背景も考えて女性にしたのではないかと推測します。
ナナバは女性である3つの理由がこちら。
アニメの声優が女性である
引用画像:https://aminoapps.com/
アニメでナナバの声優を担当しているのが下田麻美さんです。
2005年に発売の業務用ゲーム『THE IDOLM@STER』の双海亜美・双海真美役でデビューをし、『VOCALOID(ボーカロイド) 』鏡音リン・レンや『生徒会役員共』津田コトミなどの人気作に多数参加されています。
勇敢さ・男らしさ・優しさなどを下田さんの声で表現されていてナナバのキャラクターにぴったりでした。
原作で女性らしい胸が描かれている
引用画像:進撃の巨人より
第40話「ユミル」でナナバは巨人達に身体を引きちぎられながら食べられてしまうのですが、このシーンで初めてナナバに女性らしい胸が描かれています。
かなりしっかり見ないと分かりにくい部分ではありますが間違いないです。
言葉遣いが優しくて女性的である
引用画像:進撃の巨人より
男性のようや風貌のナナバですが、女性のような言葉を使うシーンがある事に気が付くでしょう。
女型の巨人捕獲作戦で他の巨人の侵入を見張っていたナナバの会話で、「ここまで登ってこれたら、私がどいてあげようかな」と木を登ってくる巨人に皮肉を言うシーンや、ミケと話すシーンで「本当にあの子達の中に…」など男性兵士達が使う言葉遣いではないのが分かります。
ナナバの強さはお父さんが関係している?
引用画像:進撃の巨人より
ナナバが死ぬ直前に発した、アニメ版でしか聞くことのできない有名なセリフがあります。
「やだやだ!お父さん!やめて!もうしません!やだぁー!」
無垢の巨人の手の中で抵抗することもできずに、食べられる直前でかなりインパクトのあるシーンですが、このシーンからお父さんとの関係を考察しました。
ナナバの強さはお父さんの教育によるもの
引用画像:blogspot.comより
ナナバ最後のセリフについては詳しい理由は説明されていませんが、「もうしません」という言葉からナナバのお父さんは厳しい人だったようで、恐らくお父さんはナナバを兵団に入れるために厳しい指導をしていたのでしょう。
ナナバの精神面や戦いにおける強さはお父さんによって形成されたものだったんですね。
ナナバの精神力の強さが垣間見れる戦い
引用画像:進撃の巨人より
第39話「兵士」で、ナナバとゲルガー、そした2名の仲間とともにウトガルド城に攻め込んできた巨人達との戦いが開始。
獣の巨人の投石により2名の仲間を失いながらも、ナナバとゲルガーで多くの巨人を倒すシーンはナナバの強靭な精神力の強さを垣間見れます。
ゲルガーのフォローでナナバが巨人を倒し、ゲルガーから「さすがだナナバ、また深くえぐったな!」と言われているぐらい、素早い判断と洞察力で敵を確実に倒す強さはミカサ以外の女性兵士にはない強さであると言えるでしょう。
ナナバはミケをお父さん的に見ていた?
引用画像:進撃の巨人より
ナナバはミケをお父さん的な存在で見ていたのかも知れません。
第35話で104期生たちが集まる場所に巨人が接近してくるシーンがあり、ナナバは再度壁を壊されたことにショックを受け、これから待つ自分の死を感じ取り膝をついて絶望感に覆われます。
作戦に失敗したと述べ「私達、人類は、負けた」と呟きますが、その後のミケ分隊長の言葉がこちら。
「人は戦うことをやめた時、初めて敗北する」
「戦い続ける限りはまだ負けていない」
ミケの言葉を受けて、ナナバは情けないところは見せられないと立ち上がり「戦う」覚悟を決意。
ナナバの強い精神力が垣間見えるシーンでもあり、尊敬するミケと一緒に最後までやり通すという気持ちも感じられました。
ミケの強さと部隊の統率力からお父さんに重ねていたのかも知れません。
ナナバの強さのまとめ
引用画像:進撃の巨人より
ナナバの強さについてまとめました。
- ナナバはお父さんの厳しい教育を乗り越えてきた強い精神力と強さ
- ナナバはウトガルド城で仲間を助ける為、巨人の大群に立ち向かう強さ
- ミケの強さや分隊を動かす指揮力に憧れ、ミケの背中を追いかけて生き延びてきた強さ
アニメのナナバ死亡シーンでお父さんとナナバの過去が垣間見られるセリフを入れたことにより、残酷なシーンになったのには多くのファンが驚きショックを受けましたが、このシーンで読者にナナバのお父さんを感じさせたのはただ単に残酷なシーンを作り上げるのが目的ではなく、ナナバの記憶や人生観も感じてもらおうとしています。
メインでないキャラクターでも個々にもった人生観や思い出を感じとれれば、各キャラクターの個性や人間味を理解する事ができるでしょう。
作者である諫山先生が述べている「用が済んだキャラクターには死んでもらう」というコンセプトを元にナナバは死亡したのかも知れませんが、諫山先生が表現したキャラクターの人間味がファンを魅力し続けています。