【進撃の巨人】アルミンが巨人化しないのはなぜ?衝撃の事実を考察!

アルミンはベルトルトの超大型巨人の力を継承して巨人の力を使った戦いが期待されていましたが、なぜか巨人化するシーンや巨人で戦っているシーンが少な過ぎます。

圧倒的に他の巨人達に比べると超大型巨人として出てくる回数も少なければ、出てもなぜかいつも悲しい顔をしている、どうやら、アルミンの巨人化については、誰にも触れる事のできない理由があるようです。

そこで今回はアルミンについて気になる部分や巨人化しない理由を考察していきます。

アルミン・アルレルトの身長・体重・誕生日・性格・好きなもの

アルミンが決意するシーン

引用画像:進撃の巨人より

  • 名前:アルミン・アルレルト
  • 身長:163㎝
  • 体重:55㎏
  • 誕生日:11月3日
  • 性格:誰に対しても優しい性格。
  • 好きなもの:海・世界・アニ

アルミンが巨人化しないのは心の中で様々な葛藤があるから?

アルミンの無垢の巨人がベルトルトを捕食しようとしている

引用画像:進撃の巨人より

アルミンはウォール・マリア奪還計画でベルトルトとの戦いで深い火傷を負い、死ぬ寸前でリヴァイが持っていた脊髄液注射で無垢の巨人として復活しました。

復活後すぐにベルトルトを捕食し、巨人の力を持つ人間として元の体を取り戻すアルミンですが、様々な心の葛藤の中で巨人の力に向き合う事になります。

心の葛藤がどのように巨人化しない理由に関係するのか見ていきましょう。

アルミンが巨人化しているシーンは何回あるのか?

マーレの軍港で巨人化するアルミン

引用画像:進撃の巨人より

アルミンが超大型巨人として巨人化しているシーンは原作でまずどの程度あるのか見ていきましょう。

アルミンの巨人化は何話で見れる?

  • 84話 白夜
  • 104話 勝者
  • 106話 義勇兵
  • 138話 長い夢

84話はリヴァイが持っていた脊髄液注射によりアルミンは無垢の巨人に変身し、104話はレべリオ区襲撃作戦で軍港を爆発させる為にアルミンが超大型巨人に変化しています。

106話は反マーレ派義勇兵イェレナの協力を受け、マーレからの調査船の船員を捕らえる為に超大型巨人に巨人化し、138話では始祖の巨人の力を使うエレンを爆破する為に、最後の巨人に変化しました。

アルミンが持つ巨人化しない心の葛藤とは?

アルミンがベルトルトを思い出す

引用画像:進撃の巨人より

アルミンの心の中で何が引っかかって巨人化できないのか考察していきます。

超大型巨人の爆発の威力

シガンシナ区がベルトルト巨人化で爆発

引用画像:進撃の巨人より

アルミンは超大型巨人の特性を継承前にすでに掴んでいたと思われますが、特に超大型巨人の爆発についてはウォール・マリア奪還計画時に常に気を配りながら恐れていたので理解していたのでしょう。

アルミンは爆発を自分でコントロール出来るかが心配であり、仲間をも巻き込む可能性もあると考えて巨人化を躊躇っていたのではないかと考えられます。

しかし、ウォール・マリアの壁を壊す際に出現した超大型は爆発も無く現れた事もあり、超大型巨人の力を使いこなせば、爆発の力も調整できるようです。

ベルトルトの記憶

ベルトルトの超大型巨人が泣くシーン

引用画像:進撃の巨人より

アルミンが巨人化をしない理由にベルトルトの記憶が大きく関わっていると考えられるので、記憶を辿っていきます。

悲しい過去がアルミンの巨人化を止めている

ヴィリー・タイバーがレべリオ区で演説する前に巨人の力を継承する家族同士の会話の中で、フーバーさんが寝たきりだったが遂に逝ったという話が出てきていて、この話から考察するに、ベルトルト・フーバーのお父さんかお母さんは寝たきりであり、その家族を守る為にマーレ兵士になったのだと考えられます。

ベルトルトの記憶はアルミンにしか見る事はできません。

マーレ兵士になりやっとの事で超大型巨人の力を継承したベルトルトに罪悪感を感じていたのでしょう。

アルミンが優しい性格であるが故の悩みです。

故郷に帰る事ができなかったベルトルトの悲しい思い

超大型巨人を継承したアルミンはベルトルトの超大型巨人が泣いている夢を見ます。

超大型巨人の流した涙にはマーレのレべリオ区に残した家族に会う事もなく死んでしまった事、捕まったアニを救い出せなかった事が表現されていると考えられ、常に故郷の事を考えていたベルトルトの記憶を見てしまっては、巨人化に躊躇いも出てしまうでしょう。

超大型巨人のデメリットを知っていたから

超大型巨人の弱みを説明するアルミン

引用画像:進撃の巨人より

アルミンが超大型巨人を継承後は恐らく何度か巨人化して訓練したと思われますが、訓練の中でデメリットに気付き巨人化しなかったと考えられます。

アルミンの超大型巨人は筋肉があまり無く痩せている

アルミンが超大型に巨人化すると、ベルトルトの超大型巨人より痩せています。

ベルトルトはマーレ兵士であり小さい時から厳しい訓練を受けていた事もあり、調査兵団に入団してもそれなりの強さを誇っていました。

しかし、アルミンは体力も戦力も誰よりも劣っており、超大型巨人の力を上手く引き出せませんでした。

超大型巨人の消耗戦の弱さを知っているから

マーレが所有する巨人達の力を前に消耗戦に弱い超大型巨人を使用するには、リスクが大き過ぎるのではとアルミンが考えていたようにで、マーレは巨人の力だけでなく軍事力も高く、巨人を打ちぬく兵器も持っていたので超大型巨人は的になりやすいリスクも考えて巨人化を抑えていたのでしょう。

アルミンが超大型巨人化した後に悲しい目をしている理由

アルミンの超大型巨人の悲しい顔

引用画像:進撃の巨人より

アルミンの目が悲しそうなのは「巨人が嫌だから」というシンプルな理由からです。

ではなぜそこまで巨人になることが嫌だったのでしょうか?

自分の代わりにエルヴィンが死んだ

アルミンが否定的な事を言う

引用画像:進撃の巨人より

アルミンはエルヴィンの代わりに巨人の力を手に入れた自分をずっと認められないでいました。

瀕死のエルヴィンと瀕死のアルミンのどちらを復活させるかでリヴァイ、エレン、フロックが討論、最終的にリヴァイの決断によりアルミンが復活しましたが、本人は納得がいかず罪悪感を常に抱いているがゆえにに悲しい目をしているのでしょう。

エルヴィンが同じ状況なら、巨人化せずに指令を出しているだろうという思い、巨人化していてはエルヴィンを超える事は出来ないという思いもあったかも知れません。

アルミンの夢が壊された

アルミンが夢を語るシーン

引用画像:進撃の巨人より

アルミンの海に行くという夢は、超大型巨人継承後に達成されますが、海の向こうに大きな敵の存在を知り、巨人ではなく今度は人間同士の争いになる事をアルミンは絶望に感じていました。

巨人の力を使い争いを続ける事に意味を見出せない気持ちが目に現れていたのかもしれません。

エレンを思う強い気持ち

仲間を思うアルミン

引用画像:進撃の巨人より

親友であるエレンが記憶を辿る事で変わっていく事、マーレに行ったエレンと再開した時には変わり果てた姿であった事など、親友の変化に心を痛めるアルミンの思いが目に現れているのだと考えられます。

巨人の力を持つと人は変わってしまうという恐怖を感じていたことも変身後のの表情、特に目に表れていたんですね。

アルミンはなぜ巨人化しないのか?のまとめ

超大型巨人を継承後に様々な心の葛藤があった。

  • 超大型巨人に巨人化すると爆発が激しく、仲間を巻き込んでしまう可能性
  • 超大型巨人継承後にベルトルトの悲しい記憶を見た為に、巨人化をする事に迷いを感じる
  • 超大型巨人は持久戦に弱いのと、アルミンでは痩せ細った超大型巨人にしかなれなかった

アルミンの超大型巨人の悲しい目は巨人化するのが嫌だったから。

  • エルヴィン団長の思いを引き継ぎましたが、巨人化していては人間であるエルヴィンを超える事はできないと感じていた
  • アルミンの海にいけば自由があるという夢は砕かれ、人間同士の争いに巨人化して戦うのが嫌だった
  • エレンの変わり果てた姿に巨人の力は人を変えてしまうと感じていたから

アルミンは心優しくいつでも仲間想いであることから、巨人化しての戦いを拒んできたようです。

アルミンの行動や言葉が進撃のクライマックスを大きく動かし、息もつかせぬ展開になる事は間違いないでしょう。