調査兵団の中でリヴァイに次ぐ強さを誇り、数々の場面で活躍。
ひげのあるルックスとそのクセのあるキャラクターでもファンの多く、分隊長としての素質や強さなどエルヴィンからも信頼される存在です。
進撃の巨人ストーリーの中でどのように活躍しているのでしょう？
ミケの強さの秘密をご紹介します。
ミケのプロフィール
引用画像：進撃の巨人より
- 名前: ミケ・ザカリアス
- 身長: 196cm
- 体重: 102kg
- 年齢: 30代後半(推定)
- クセ: 人を嗅ぐ・嗅いだあと鼻で笑う
貫禄のある顔にガッチリした体形は強さを物語っています。
ミケの強さの秘密
ミケはリヴァイに次ぐ実力者だと言われているのには、それなりの理由があります。
ミケの巨人討伐数
引用画像：進撃の巨人より
ミケは第35話「獣の巨人」で9体の巨人の大群に1人で立ち向かい、5体を倒していますが、全体の討伐数は不明です。
リヴァイ班所属のオルオで39体の巨人を自らの手で討伐していることを考えると、リヴァイの次に強いミケは、恐らく50体の巨人を討伐していると考えられます。
ミケは嗅覚が凄い
引用画像：進撃の巨人より
アッカーマン一族でないミケがこれだけの巨人を討伐できるのは、その恐ろしい程まで研ぎ澄まされた嗅覚にあります。
ミケの嗅覚については原作中でもあるように、遠くにいる巨人の存在だけでなく巨人の数まで把握できるため、早い段階で巨人の数や襲撃してくる方角を把握し戦略的に巨人に立ち向かえることができるのが、ミケの強さの秘密であり多くの巨人を討伐できた理由でしょう。
ミケの能力で窮地を乗り切っていたこともあって調査兵団団長エルヴィンもミケの嗅覚には信頼をしていて、もともと、人の匂いを嗅ぐクセや鼻で笑うクセがありエレンもびっくりしていましたが、ミケの嗅覚は他の兵士にはない特殊能力で調査兵団には重要な兵士でした。
ミケの正義感
引用画像：進撃の巨人より
第35話「獣の巨人」で、104期生達は知性を持つ巨人が新兵の中にいるという疑いで、ウォール・ローゼ内地のコニーやサシャの故郷に違い場所に隔離されていましたが、ミケが巨人の接近を感じた為、直ちに104期生達を4つの班に分散させて情報の拡散を指示をします。
巨人達は足の速い奇行種で各班が追いつかれそうだったので、ミケは自分自身が囮りになり巨人達に向かうことを決意。
ミケ絶対絶命の中での強さ
引用画像：進撃の巨人より
立ち向かった巨人9体の内5体を討伐したミケは、十分に時間かせぎができたのを判断し、戦闘から離脱しようとしますが思わぬ事態が発生。
獣の巨人がミケの馬をミケめがけて投げ込み、衝撃でミケは建物から落下します。
直後に無垢の巨人に捕まれ下半身を口の中で砕かれますが、獣の巨人に命令により無垢の巨人は一時的に食べるのをストップ。
絶対絶命の状況でミケは、獣の巨人から話しかけられますがあまりの恐怖で話せずにいました。
ミケが話せないのに困惑した獣の巨人は、興味を持っていた立体機動装置をミケから取り外して持って帰ろうとしますが、ミケの脳裏にはまだ戦う精神があり獣の巨人が後ろ向いた瞬間にミケは戦うために再度立ち上がります。
ミケのリーダーとしての誇り
引用画像：進撃の巨人より
大抵の兵士なら死を目前にして刃を持つ手に力を込めることは出来ないでしょう。
絶体絶命の中で見せたミケの強さの秘密は調査兵団の経歴の長さは勿論のこと、リーダーとしての誇りや調査兵団で多くの仲間の死を乗り越えてきた思いによるものでした。
104期生たちを戦闘から離脱させるために1人で獣の巨人率いる巨人の大群に向かっていく勇敢な姿は、分隊長であるミケらしい行動ですね。
ミケの名言
引用画像：進撃の巨人より
第35話「獣の巨人」でミケがウォール・ローゼの壁を破壊されたと絶望を感じているナナバに対して放った名言が有名です。
「人は戦うことをやめた時、初めて敗北する」「戦い続ける限りは、まだ負けてない」
この言葉でナナバも復活。
熟練者のミケの言葉には説得力があるだけでなく生きようとする力が込められた言葉なので、部下を奮い立たせる能力があったのかもしれません。
この、絶望的な時に部下に希望の光を与えられる力がミケの潜在的強さです。
ミケの強さの秘密まとめ
引用画像：進撃の巨人より
ミケのように強く、勇敢でリーダーとして的確な判断を下せる人であっても、巨人の前では人間は無力である残酷な進撃の巨人の世界。
ミケが生き残っていれば、違った形で獣の巨人を倒せたかも知れません。
ミケの強さまとめです。
- 体格も良く、体重からも筋肉質なのが分かる
- 嗅覚が恐ろしいほど発達している
- 部下を勇気づける力がある
- 精神力がケタ違いに強い
ミケが亡くなって悲しんだ方も沢山いますが、彼の強さは読者の心の中に刻み続けるでしょう。