パラディ島の壁内兵団の中でも調査兵団は、巨人達と戦う兵士を揃えた強力な兵団です。
しかし、圧倒的に人間より強い巨人は奇行種など含め凄い速度で走り出す巨人や夜でも活動できる巨人など様々である為、数多くの調査兵団の兵士が巨人に捕食されています。
巨人の力の前には人間は無力かのように思いますが、決してそんな事はありません。
調査兵団で長期間死なずに巨人を倒しながら生き延びている戦士もおり、その中でも人類最強と呼ばれる人間が何と兵団に5人も所属。
今回は圧倒的な強さを誇る5人の兵士をランキングにして紹介いたします。
巨人より強いかもしれない最強人間ランキング
作品の中で巨人の力に圧倒される人類ですが、物語が進むにつれて9つの巨人のよりも強いのでは?と思われる人間のキャラクターが何人か登場しました。
そんな彼らの中で人類最強の人間は誰なのでしょうか?
第5位 オルオ・ボザド
引用画像:進撃の巨人より
最強の人間第5位はオルオ・ボザド。
リヴァイ班の中でも唯一トップの討伐数を誇るオルオ、その強さはリヴァイに憧れてるだけに本物です。
憧れから来るオルオの観察力は人一倍長けており、リヴァイの戦い方、巨人にも恐怖しない強靭な精神力や言葉などを細かく研究して、自分の物にする事で討伐数を上げていたのでしょう。
原作ではオルオが戦うシーンがほとんど無く、女型の巨人と戦うシーンでしかオルオの剣術を見る事ができません。
仲間を殺した女型の巨人のうなじに斬りかかりますが、残念ながら硬質化によりうなじを切れず、カウンターを喰らい死亡します。
巨人の討伐数が39体でリヴァイ班の他のメンバーより群を抜いた強さを持っていますが、若さとリヴァイの剣術を真似ている事から今回は5位とさせて頂きました。
オルオ・ボザドのプロフィール
引用画像:進撃の巨人より
- 名前:オルオ・ボザド
- 身長:173㎝
- 体重:61㎏
- 誕生日:1月6日
- 年齢:19歳
- 好きな物:リヴァイ
オルオ・ボザドの一番印象的な特徴と言えば、常日頃からリヴァイの喋り方をマネしていますが、上手く喋れずに舌をよく噛むこと、そして十代とは思えないほど哀愁を感じさせる見た目です。
エレンに先輩面しながら喋る時も舌を噛み血まみれになっていたのも印象的ですね。
第4位 ミケ・ザカリアス
引用画像:進撃の巨人より
調査兵団最強の人間第4位はミケ・ザカリアス。
ミケはリヴァイと並ぶ戦闘に長けた戦士の一人で、鋭い嗅覚を使う事で遠くから接近している巨人を感知したり、巨人が何体いるかなど細かい情報まで把握する事ができます。
ミケの嗅覚は数々の危険を事前に察知する事で兵団の生存率を上げるのにも貢献し、ミケはエルヴィンと行動を共にするシーンが多いですが、エルヴィンはミケの能力と戦闘力に一目置く存在だからでしょう。
女型の巨人戦では、罠で捕らえた巨人のうなじめがけてリヴァイと回転切りを繰り出したりと戦闘力の高さは間違い無くリヴァイと並び、リヴァイと比べ身長や体重差が大きいので、スピードは若干落ちますが、35話「獣の巨人」では立体起動装置を使うには限られたスペースでありながら9体の巨人を1人で5体倒すという実力を持っています。
ミケの剣術はスピードは劣るもののリヴァイとほぼ互角である事と、仲間を思い一人で巨人達と戦う姿、そして絶望しているナナバに勇気を与えるシーンなどを評価して第4位と致しました。
ミケ・ザカリアスのプロフィール
引用画像:進撃の巨人より
ミケ・ザカリアスの身長・体重・誕生日・年齢・好きな物
- 名前:ミケ・ザカリアス
- 身長:196㎝
- 体重:102㎏
- 誕生日:11月1日
- 年齢:30代後半でエルヴィンよりも少し上
- 好きな物:髭の手入れ(整った髭にはこだわりがある)
ミケ・ザカリアスの一番特徴的な所は人の匂いを嗅ぐ、そして臭いを感じる取る事です。
初めて出会う相手の臭いを嗅ぎ、鼻で笑う癖もありインパクトのある特徴持ったキャラクターで、嗅覚の鋭さは他の兵士には無い特別な能力を持っています。
第3位 ミカサ・アッカーマン
引用画像:進撃の巨人より
調査兵団最強の人間第3位に輝いたのはミカサ・アッカーマンです。
ミカサは少女時代にアッカーマンの潜在的な力に目覚めた為、104期生の中でもトップの戦闘力を持っており、巨人の群れが現れても全く臆さず、巨人のうなじを確実に切り込んで行く姿は、他の兵士達も圧巻で、特にエレンの身に危機を感じると、信じられない程のスピードと攻撃力を発揮します。
ライナーとベルトルトがエレンに自分達の正体を明かした時、アニの女型の巨人からエレンを奪われた時などがミカサの凄さが分かるシーンです。
ただエレンの事ばかり考え過ぎて、的確な判断が出来なくなることがあります。
ミカサは104期生で新兵でありながら、立体起動装置を使いこなし巨人に恐れずに迎え撃つ精神力、アッカーマン一族の力に目覚めている事などを評価し第3位とさせて頂きました。
ミカサ・アッカーマンのプロフィール
引用元:進撃の巨人
- 名前:ミカサ・アッカーマン
- 身長:170㎝
- 体重:68㎏
- 誕生日:2月10日
- 年齢:15歳
- 好きな物:エレン
ミカサ・アッカーマンの特徴として常にエレンの事ばかり考えている事が挙げられます。
エレンを守りたい、エレンと一緒にいたいという思いが常にあるのでしょう。
ミカサは少女の時に誘拐犯により母と父を殺されますが、エレンから救われ2人は誘拐犯と戦い、ミカサがアッカーマンの力に覚醒した事で2人共生き残る事ができました。
父と母を失ったミカサは「もう帰る所がない」と悲しい顔をしますが、「家に帰ろうぜ、俺たちの家に」とエレンは自分のマフラーをミカサに巻き言いました。
その言葉はミカサがエレンを一途に思うようになったきっかけであり、ミカサの人生を大きく変えていくのです。
第2位 エルヴィン・スミス
引用画像:進撃の巨人より
調査兵団最強の人間第2位はエルヴィン・スミスです。
エルヴィンは調査兵団団長でもあり、戦士としての能力もかなりの技術を持っています。
エルヴィンの戦闘力はリヴァイには届きませんが、歴代の調査兵団団長には無かった全体を見渡す戦略眼と、戦略に基づいて組み立てる戦術眼を持っていました。
エルヴィンの強さで特に注目されるのが、「人類の栄光の為なら犠牲も手段も選ばない」部分です。
兵団の生きる確率を向上させた隊列や、女型の巨人の捕獲作戦、そんな兵士達の死を報いる為にも進み続けるという信念を持つ、エルヴィンの強さは図り知れません。
地下のゴロツキであったリヴァイを仲間にするなどの抜群の発想力と戦術眼で、調査兵団を導く能力を持っている事から第2位とさせて頂きました。
エルヴィン・スミスのプロフィール
引用画像:進撃の巨人より
- 名前:エルヴィン・スミス
- 身長:188㎝
- 体重:92㎏
- 誕生日:10月14日
- 年齢:30代後半
- 好きな物:答え合わせ
エルヴィン・スミスの特徴は一つの目的の為に進み続けており、その目的とは亡き父がエルヴィンに教えた仮説を答え合わせする事でした。
父からは「今から107年前、当時の壁内に逃げ込んだ人類は王によって統治しやすいように記憶を改竄された」などの王政が配布する歴史書の矛盾を教わりますが、その情報を外に漏らしてしまったが為に、父親は王政に殺されてしまいます。
自分の未熟さと愚かさに後悔し、父の仮説を証明すべく調査兵団に入団しました。
第1位 リヴァイ・アッカーマン
引用画像:進撃の巨人より
調査兵団最強の人間第1位はリヴァイ・アッカーマンです。
戦闘力で圧倒的な強さを誇るのが、リヴァイで、アッカーマンを血を引き、ケニー・アッカーマンから戦い方の手ほどきを受けたリヴァイは対人だけでなく巨人との戦いでも強さを見せつけます。
獣の巨人との戦いでは、一瞬にして、腕や脚そして目を斬り込み、うなじの硬質化も許さないスピードでジーク・イェーガーを巨人から引っ張り出す姿は最強の戦士と言えるでしょう。
その他、女型の巨人からエレンを救い出す時、ジークの脊髄液入りのワインを飲み巨人化してしまった仲間達を切っていく姿も鳥肌が立つほど強さを感じます。
実は戦闘力の他に運も強いのがリヴァイです。
ウォール・マリア奪還計画で獣の巨人の石の投撃第一投でリヴァイは攻撃に気付くのが遅れたにも関わらず、石が当たりませんでしたし、ニファとリヴァイで憲兵団の尾行をしていた時にケニー・アッカーマンに奇襲を受けたシーンでは、ニファは顔が吹き飛びましたがリヴァイには当たりませんでした。
巨人を倒す圧倒的なスピードど判断力、凄まじい回転切りで斬り込む剣術など人間技とは思えない強さ、更には危険を事前に感知する能力などを評価し第1位とさせて頂きました。
リヴァイ・アッカーマンのプロフィール
引用画像:進撃の巨人より
- 名前:リヴァイ・アッカーマン
- 身長:160㎝
- 体重:65㎏
- 誕生日:12月25日
- 年齢:30代
- 好きな物:紅茶、掃除
リヴァイは潔癖症であることが知られていて、三角巾を着けて掃除するリヴァイの姿は巨人と戦う姿と大きくギャップがあり読者を惹き付ける要素にもなっています。
エレンに「全然なってない、すべてやり直せ」と掃除のやり直しを言いつけるぐらい完全な綺麗好きです。
巨人よりも強いかもしれない最強の人間のまとめ
それぞれ個性的な特徴と人類最強の人間に相応しい強さと精神力を持った5人の戦い振りを、原作やアニメでもう一度振り返って見れば、新たな発見もありかもしれません。
また、伏線を意識しながら初めから読んでみるのもオススメです。