鬼滅の刃遊郭編では鬼殺隊の活躍はもちろん、上弦の陸(ろく)である妓夫太郎(ぎゅうたろう)やその妹、堕姫(だき)の強さも見所で、妓夫太郎と堕姫は、さすが無惨が上弦にするだけあって倒すまでに炭治郎達は苦戦を強いられますが、それは堕姫と妓夫太郎が二人で一体の鬼になっていたことが大きな理由です。
なぜ無惨はこの兄妹を二人で一体にしたのでしょうか?
妹だけで戦っていた時は意外とあっさり頸を斬られていましたが、堕姫だけでは弱かったからなのか?ではなぜ堕姫という存在を残したのか?疑問が深まります。
今回は、上弦の陸である堕姫と妓夫太郎について詳しく調べていきました。
妓夫太郎の能力
引用元:鬼滅の刃
妓夫太郎の攻撃は、鎌を使った素早いものでした。
最初に妓夫太郎の鎌の斬撃を見た炭治郎は、空を飛ぶ鎌の姿に一瞬何が飛んでいるのか分からないほどだったんです。
引用元:鬼滅の刃
おどろおどろしい出で立ちの鎌を2つ持っている妓夫太郎。
重くて攻撃力のある鎌を使って素早い攻撃を繰り広げていきます。
引用元:鬼滅の刃
妓夫太郎の血鬼術は、薄い刃のような血の斬撃を幾つも残しながら相手に打撃を与えるのです。
この鎌の斬撃による攻撃は数の多さと斬撃の薄さから相手が苦戦するところで攻撃を避けるのが精一杯になってしまい、妓夫太郎に攻撃することが難しくなってしまいました。
引用元:鬼滅の刃
しかも、妓夫太郎の鎌は薄い斬撃を大量に出すだけではなく縦横無尽に曲がりくねることが出来るので、相手が攻撃を避けて逃げようとしても捕まえるまで追いかけていくという特徴がありました。
引用元:鬼滅の刃
更に、妓夫太郎は鎌の斬撃をも自由に操ることが出来ます。
相手に当たって弾けるまで動くこの鎌の血の斬撃に宇随天元たちは相当苦労していました。
妓夫太郎の強さ
引用元:鬼滅の刃
妓夫太郎の強さは鎌の攻撃だけではありません。
鎌の攻撃を受けた相手に毒を注入することで動きを鈍らせ、最終的には毒で殺されてしまうという恐ろしい能力を持っていたんです。
これが、音柱の宇随天元を苦戦させた理由でした。
妓夫太郎の強さが分かる場面
引用元:鬼滅の刃
攻撃もさることながら、妓夫太郎は守りにも長けていて、自分の鎌を使った斬撃で天蓋を作り相手の攻撃を避けてしまうという力も持っていたんです。
なかなか妓夫太郎に攻撃を入れられない天元たちは相手へ打撃を与えることも出来ず、追い詰められていきます。
妓夫太郎の刀
引用元:鬼滅の刃
持ちてに鋭い刃先、しつこい斬撃を残しながら相手をどこまでも追い詰めていく妓夫太郎の刀に、柱である宇随天元もかなり苦戦していました。
最後の最後までこの刀には苦労していて、伊之助は心臓を貫かれたとさえ思ったほどだったんです。
妓夫太郎の過去
引用元:鬼滅の刃
上弦の陸として生きている堕姫と妓夫太郎ですが、この二人は人間の時から兄妹でした。
兄と妹は人間の時から二人で一つ、いつも一緒に生きていたのですが遊郭の人たちの陰謀で妓夫太郎は妹の堕姫を殺され、二人は離れ離れになってしまいます。
その不幸のどん底で悲しみに打ちひしがれていた妓夫太郎を救い、鬼にしたのが上弦の弐である童磨(どうま)でした。
妓夫太郎の妹堕姫は人間の時に梅という名前だった
引用元:鬼滅の刃
堕姫の人間の時の名前は、母親が罹っていた病名から取られた「梅」という名前。
生まれた時から遊郭で暮らしていた二人ですが、妓夫太郎は身なりも汚くのろまで、容貌も醜いということで汚いと嘲られ石を投げられるような人生でした。
そんな妓夫太郎にとって妹の梅は見た目も美しく自慢の妹だったんです。
引用元:鬼滅の刃
自分の劣等感も吹き飛ばしてくれるほどの美しい妹を大切に育ててきた妓夫太郎。
引用元:鬼滅の刃
それほどまでに大切に育てていた梅を、妓夫太郎は仕事に行っている間に侍の目を簪でついて失明させてしまったという理由で生きたまま火を付けられ焼き殺されていたのです。
それに怒り狂った妓夫太郎は、持っていた鎌で侍を殺し、丸焦げの梅を抱いて遊郭の町をさまよっていたときに上弦の弐童磨と出会います。
引用元:鬼滅の刃
鬼舞辻無惨に認められ、選ばれれば梅と妓夫太郎は鬼になれると血を分けてしまい、これによって、堕姫と妓夫太郎が誕生し上弦の陸にまで成りあがっていくのでした。
妓夫太郎の最後
引用元:鬼滅の刃
宇随天元に片腕を斬られていた妓夫太郎は、炭治郎の攻撃を防御することが出来ませんでした。
この時、堕姫の頸さえ繋がっていれば死ぬことはないと思っていた妓夫太郎でしたが、ちょうど同時に伊之助が堕姫の頸を斬っていたんです。
引用元:鬼滅の刃
天元が腕を切り落としていた事で防御することが出来なかった妓夫太郎は、炭治郎にあっけなく頸を斬られてしまい、頼みの綱の堕姫も伊之助の二刀流で殺されてしまいました。
全員が一丸となってやっと2人を倒すことが出来たように、妓夫太郎がいかに強敵だったことが分かりますね。
妓夫太郎の名言
引用元:鬼滅の刃
妓夫太郎の言葉で名言とも言われるのが「俺から取り立てるな!何も与えなかったくせに取り立てやがるのか!許さねえ!!許さねえ!!妹を元に戻せ、俺の妹を!!でなけりゃ神も仏もみんな殺してやる!」です。
客からお金を取り立てて生きてきた妓夫太郎は、人から何も与えられず卑屈に生きていたのでしょう。
それがひしひしと伝わってくる言葉です。
神も仏も殺してしまうという妓夫太郎の言葉はこの世に怖いものは何もないと言い切っているようでした。
妓夫太郎の声優
2021年5月現在、まだ妓夫太郎の声優は発表されていませんが、候補としてファンの間で話題になっているのが、
- 津田健次郎さん
- 吉野裕行さん
- 山口勝平さん
です。どの声優さんもベテランでハスキーで渋みのある声だったり、低音ボイスが特徴的だったりと妓夫太郎にぴったりだと予想されています。
これから遊郭編がテレビで放映されるのが楽しみですね。
上弦の陸の妓夫太郎はどのくらい強いのか?のまとめ
今回は、鬼滅の刃遊郭編で鬼でありながら活躍した堕姫と妓夫太郎について詳しく調べていきました。
これからアニメで妓夫太郎たちの活躍、そして苦戦を強いられながらも「100年ぶりに上弦を倒すことが出来た鬼殺隊の活躍」を見るのが楽しみで待ち遠しいですね。